「ウラの首にいつもついてるそれってなんなの?」
「うーん!なにかなー?説明するの難しいけど、
まあしいて言えばこれをつけてると疲れないんだよ。」
「どんなとき?」
「どんなとき?うーん、走るときとかかなー」
「スッゲー、じゃあ試させて!」
って言われて僕の首からファイテンを取ってファンドリックが校庭約300メートルを
全力疾走して戻ってきました。
そして一言
そして一言
「凄いよこれ!全然疲れない!」
っていつの何と比べて言ったのかわからないけど、
それを聞いてみんなが超興奮状態に陥って、
「次は俺!」
ってネイサンが言ったらファンドリックが、
「二人一緒に走らないと疲れるかどうかわからない」
となんとなく筋の通ってそうなでも違うような提案したので、
ネイサンの後ろにヨーヨー、
サックが着いてその後ろにデイビッドも自転車で着いていって、300メートル全力疾走!
予想どうりネイサンがヨーヨー、サックをぶっちぎって戻ってきました。
帰ってきたネイサンがまた何を根拠に言ったのかわからないけど、
「ヤバイ、まったく疲れない」
って言ったので一同また興奮の渦!
後ろから疲れた顔して戻ってきたヨーヨー、サックをみんながみて、
早くそれをヨーヨーに付けさせないと息が苦しそうだ!
と言い出して、ネイサンの首からもぎ取ってヨーヨーの首につけて
「ヨーヨーどう?元気になった?」
「ヤバイ、息が楽に出来る」
「ウオー!次は俺!俺!」
って10人くらいで順番に着けて順番に校庭を全力疾走してました。
嘘をついたわけじゃないけど、解釈の仕方でこうなちゃうんだなー!
信じる力って凄いなーって思いながら苦笑いした放課後でした。