2010年11月11日木曜日

この半年のまとめ⑤

 それでは日本はこの先国際社会でどうやってふるまえば良いのか?

 ということになりますが、それはとても難しいものだと思います。
 

思いやりと厳しさ、頑固さと謙虚さこういうたぐいの矛盾した

難しい感情をうちに秘め、日本人同士でもお互いに気を使い合って

上手くいかないことが多いのに、

本人達も理解できない感情が外国の人達に理解できるわけもなく、

そして英語はとても難しく。

 どうしたものかと思います。

 献身的に頑張れば?

 って思いますが、それは相当難しいです。献身的に頑張っていることに、

西洋の人達が気がつくまでに時間が結構かかりますし、

気がついた後は政治レベルでは利用されるだけだと思うからです。


 僕も良く感じました、

今の日本の発展、特に僕は1974年の第二次ベビーブームなので、

その世代ををだてた第一次ベビーブームのウチの親父世代。

その世代を教育した昭和一ケタのみなさん、

その他多くの日本人達の血のにじむような

「自己犠牲」

によって今の日本の発展はある、だから世界一豊かになった今、

第二次ベビーブームの僕達世代の新たなる義務は日本の発展から

世界の発展にあるのではないか?

 これからグローバル化が進んでいく中で、敗戦国であり、

戦争を70年近くしていなくて、

頑張って発展した日本人の役割は世界の中で大きいではないか?
 
我々世代は世界に対して自己犠牲を払うべき時ではないか?
 
それがこれからの日本の若者の役割ではないか?

(もう僕は若くもないですけど)

 と思って献身的には世界の為に働こうと思ったこともありましたが、

日本で美徳とされる「自己犠牲」は海外では理解されることは

相当難しいと思いますし、理解したとしても、それは勝手にやったことだから・・・

 ということになります。

 前半に僕が書いた6カ月で相当信頼を得た、というのと矛盾しますが、

たとえ彼らが理解して尊敬してくれたとしても、

実際にお金など現実的な問題になると感情論は

 まったく別の問題になるのだと思います。

 世の中はそんなに甘くなくて当然なのかもしれません。