2010年8月3日火曜日

体罰について、

 スウェーデン人の先生オーサの提案、
 
 「体罰はどう思いますか?」

 ちなみにオーサの子供のクリストーブは8歳、今は夏休み6週間学校が無しで、

 しょっちゅうクラスルームに入ってきて、オーサに甘えたり、授業を妨害したりします。

  アジア人からしたら少し困った感じですが、外国では職場に家族がいるのは意外と

 許されるみたいだと思います。 


 韓国人のソルの意見は、韓国では体罰用の棒があって、太さ2,5ミリ、長さは確か

 50センチくらいって決まっていて、それでなら叩いて良い、それだと強くたたいても

 それほど痛くないから、 という発言、 でも他の韓国人のスッキー、ミンジーは

 そんな話はあまり聞いたことが無いという意見でした。

 
 僕は子供の頃から親にも先生にも叩かれていたから、体罰は意外と賛成はですが、

それは人によってです。

 尊敬する人が叩いてくれたのなら、それは受け入れられますが、確実にストレス解消

 とか、口で言ってもわかるような事でイチイチ叩かれたら反省できないし、

そういう暴力はさらに暴力を生むよね。


 ここで僕が習った矛盾の理論

 「中学校でいじめっ子がいたとして、その子が何度言っても他の子供を叩いたり暴力

をふるったりする、いくら話しても理解しないので、先生がその子を叩いた、

それは矛盾しているのかどうか?、他人を叩いては行けない、

って言って先生が生徒を叩けば、それは矛盾しているのかどうか?」


 日本人の僕の中では 他人に迷惑をかけるなら叩いても仕方ない、

だって今現在にいじめられて叩かれている子供にしたら、いい迷惑だから。 
 
 あと電車の中とか、バスの中で子供が走り回っていたら、親が叱るのは当然だと思うし、

 他人に迷惑をかけるのなら、叩くのはしかない。 


 でもこれはあくまでも親子とか、したしい間で信頼感があって、叩いた後にきちんと

フォローができる時に限ってだと思います。

 
 
 イタリア人シルビアの意見は、私は結構叩かれたから、お母さんに「叩くよ!」

 って言われると、大人しくしていた、でもそれは普通だと思う。 

 叩かれないとわからないこともある。 あとうちの母親は暗い部屋に閉じ込めたり、

 食事をくれなかったりしたけど、そういうのは体罰ではないけど、

一応、パニッシュメント(制裁)になるよね?

 
 そのボーダーは難しいと思う。

 そしてもし体罰が駄目で、たとえその子供が他の子供を叩いていても、先生が

その子供を叩けないなら、極端な話10人の人を殺しても、

その人を死刑にしてはいけないという理論もあり得ると思。

 でも体罰の目的は教育であって反省してもらうために行うのなら、

死刑にしたら既に反省できないから死刑はOKになるのかもしれない。

 少し解釈が難しくなってきました。

 その後に話は、それぞれの国でこの30年くらい体罰は無しという方向が進んでいますが、

 体罰無しの教育方針がまだ明確では無い為に、色々な矛盾が産まれていることと、

 子供をきちんとしつけられない親が、学校にしつけを期待しても、それは難しい。

 という矛盾などの話に展開していきましたが、

すでにみんな45分間ほどその話をしており、9時になったので今日はここまで、

 ということで終わりました。

 結局は何処の国にも体罰はあって、

それぞれにとても近いレベルと感性で悩んでいるのだと感じました。