2013年2月4日月曜日

何故その情報がそこにあるのか?

イギリス人のコラムみたいなのを読んでいたら(もちろん日本語)
 イギリス人がとても嫌っていることの一つに、無意識のうちに他人に操られていること
 だと感じました。 町を歩いていてみる広告、TVのコマーシャルなどをみて
 自分に必要の無いものなのに、なぜかそれが今の生活に必要だと思い込まされて
 いらないものばかり買ってしまう。 

 自分達がそういう広告に無意識のうちにどれくらいコントロールされていると思うか? 
 というような議論がイギリス人は好きみたいです。

 最近の僕が感じたのは、 電子レンジで圧力がかけられるカラフルなお鍋?

 中に食べ物を入れてレンジすると効率良く料理ができるみたいなのだけど、おそらく興味本位で

  2、3回使ったら僕なら使わなくなるなー と思ってしまいました。そもそも電子レンジってい「電子」という

 言葉で料理されたものが晩御飯のメインデュッシュになることになんとなく抵抗を感じるのは僕が頑固な

 だけなのかな? 
 
  電車に乗っていると「一日で何千万円稼げる方法」「婚活必勝法」みたいな本の広告を見るけど、よく見ると
 
  アイパットみたいなタブレットでダウンロードして読めるみたいです、もちろん本屋に行かなくて良いし

  紙の無駄にもならないからエコなのかもしれないけど、「活字」を追うのに電気はいらない気がします。

  本という形で読むからロマンがあるのであって、ダウンロードした活字を追うのだったらいっそのことコンピューターに
 
  音読してもらって、ウォークマンで聞いても同じだと思うし、そうなると情報の入り方が目から追うのではなくて、
 
  耳で聞き流してしまうので、本の理解の仕方が今までと全く変わってしまうと思います。

  婚活とかお金儲けという内容だって、今の日本に大量にいる第2次ベビーブームの人たちに向けた

  情報で、そこ人たちをターゲットにするのが一番儲かるから流されている情報だと思ってしまうのだよね。
  
   ユニクロだって、フリースが必需品だと宣伝していたら、その次はヒートテック、今年は暖パン、ウルトラライトダウン

 そのキャッチコピーと低下価格で情けないことに僕も買ってしまったけど・・・・

  話をもとに戻すと、イギリス人はそういうのをとても嫌がります。

 まずはじめに 「何故その情報がそこにあるのかを考えろ!」
 
 と言っていました。情報を流した人は何故その情報を流したのか?そこを読まなくては

 いけない。そうやって流されて必要のないものを買うことはいけないことだ!
 
  と強く思っているみたいです。
 
 日本人はそういうところ全く意識してないのだよね、でもそれを意識して生活して
 いるとイロイロなことが分かってきました。

 逆に言ったら人数の少ない今の20代くらいの人に対する情報とか商品とかって

 意外と少ない気がします。だからあの世代の人たちは情報に踊らされることがなく

 僕ら世代(第2次ベビーブーム)よりも堅実に人生を歩んでいるのかな?

 とおもうこともあります。