2010年8月7日土曜日

アジアのリーダー像


 <写真はイギリスの秋の風景です、おそらく麦だとおもうけど、
  
  今のシーズンは収穫が終わってみんなこんな風にきれいにまとめてあります

  僕が子供だったらきっと転がして遊んでいると思います>





リーダーシップの取り方も世界中でいろいろとあるものだと改めて感じています。

 ヨーロッパの人はリーダーはみんなとは一緒に働かない、

午後にはテラスで紅茶を飲みながら

みんなの働いているのを眺めている。

 それが成功者の姿なのだ。
 
 というかんじ、大分極端だけど・・・


 今の日本でいえば大企業の社長みたいなレベルかな?

  
 それに比べると日本人の僕のリーダー像とは中小企業の社長みたいなかんじ


 お得意さんと自分の工場とその従業員の間に挟まれて、常に両方に気を使いながら

 常に自分も汗水をたらしてみんなのために頑張っている、

そしてそういう仕事にやりがいを感じている。

 要は仕事そのものにやりがいを感じているという感じです。

 だからいつも忙しいし、西洋の人から見たらエレガント(優雅)ではない。

 ということだと思います。


 未開の地であるパプアニューギニアの酋長の話を聞いたことがあります。


 「酋長の特権とはなんですか?」

 ときいたところ

 「戦いのときに一番先頭に立つことができることだ!」

 と言っていたそうです。

 先進国のリーダーは戦いのときは一番最後まで現場にはいかないよね、

 死ぬのはいつも貧乏でお金のために志願した人たちだと思います。

 
 
 ヨーロッパの植民地政策がおわった今、中国の会社がアフリカに進出している、

そして現地の人をこき使っている、

という目線で西洋人が作ったニュースを先日みんなでみました。


 僕の意見は

 中国人のやり方はそれほど間違ってないのでは?っておもいました。僕の中では

 現地の人がもし8時間働いているのなら、

おそらく中国人は10時間は働いているのだろうという感覚があったからです。

 従業員よりも早く職場に出て、現地のアフリカ人と一緒に働いて

 最後まで現場にいて、仕事を終える。

 
  だからアフリカの人も我慢してるのではないかな? って感じます。


 もし中国人たちがアフリカ人の強そうな人に特権を与えて、彼らにムチを持たせて、

 同じアフリカ人達を管理させて、自分たちは庭でヤムチャ飲んでたら、


きっとアフリカの人も真面目には働かなくなると思います。


  そのニュースを世界各国のクラスメイトと一緒にみながら、


  何となく僕は思っていました。

 「がんばって!中国の人達!」

  どういう理由で彼らがアフリカに行ってるのかはわからないけど、

支配することばかり考えている西洋の人と一緒にいると

 多少カッコ悪く見えても、僕らと同じように


汗水たらして働いている人達がとても美しく見えることがあります。