2011年2月13日日曜日

やっと大人になれたのかもしれません


 <写真はビーチにいたアンゴラの子供です。人生には
  迷わずワイルドに育って欲しいと思います>

健ちゃんとヨッシーのコメントの返信を書こうと思います。

アンゴラに来て何も感じないというか、

アンゴラ人の人生も日本人と変わらずに普通の人生なのだな・・・・

 と思った自分を客観視して感じることは

 もしかして自分はやっと大人になれたのかな?

 ということでした。

 「世の中にはもっと面白い場所がある」

 「自分にはもっと活躍できる場所があるはず」

 「もっと自分のことを理解してくれる人達がいる」

 と思っていままで頑張ってきたし、

 イギリスの学校のなかで派遣国の選択肢にあった

 モザンピーク、アンゴラ、インド、マラウイのなかで、もっとも困難で

 協力隊の派遣も行われない、首都のルアンダは世界でもっとも物価が高く

 治安が悪い、などといわれていたアンゴラまで着てみてわかったことは

  結局はこの世の中はどこに行ってもそれほど悪い世界ではない

 ということを自分が理解したのだと思います。

 逆に言えば、

 世の中はどこまで行っても汚いことと嫌なやつばかりですばらしい世界など

ないということも理解したのだと思います。

 でも不思議なことにここアンゴラよりも、

世界中の先進国の人達が集まっているイギリスの学校のほうがよっぽど純粋で

はない世界だったような気もします。

 それが世の中というもので、

そういってる自分が一番矛盾だらけ客観視できてないのかな?

 とも思うし。

 それが人間なのだと納得してきたのだと思います。


 自分を受け入れられると、世の中のどんな世界も意外と受け入れられるよう

 な気がしてきました。

 きっとこの年になってやっと大人になったのだと思います。

 別にアンゴラに危険を求めてきたわけでもないし、ただ、日本と正反対の

 国を見ないと価値観の違いがわからない、と思ってバヌアツ、アンゴラ、

 そしてイギリスを見て納得したことは、人生とはそういうものだのだ。

 ということだとおもいます。 

 でも無駄な時間をすごしてきたとも思わないんだよね。

 いろいろなことを経験して納得した上で

「人生はこういうものだ!」

 と納得して理解するのと、教科書や人から聞いて

 「こういうもののはずだ!」

 っておもうのとでは自分の気持ちの奥深くにある納得の重さが違う

 とおもいます。

 大分と時間がかかったけど、ようやく大人に慣れたかな?

とも感じています。

 けんちゃん、よっしー いつもありがとうございます!