2011年1月4日火曜日

もっと上手に自己主張!

 年末からネットの調子がとても悪くて、なかなか更新できませんけど

 ごめんなさいまた頑張って更新しますね!


  自分の弱点についてよく考えるのだけど、

その一つは、自分自身はとても我儘で我が強いのに、

異常に他人に気を使うことがあることです。

 「ウラサンが気を使うって何言ってるんですか?」

って言いたい人沢山いると思うけど、たぶん全く気を使ってない

時と異常に気を使ってる時があるのだと思います。

 なぜそのバランスが悪いのかを説明するから待っててね

 

 大学の先輩とか上司とか、まあ自分より目上の人に対してです、

こびていると思われても仕方ないほど絶対服従な時があります。

  イギリスで良く

「自己主張しないと損するよ!」

 って言われてます。

 理由の一つは日本ではまだまだ終身雇用の文化が残っていて、

先生や上司はみんな人格者でなければならないし、

組織全体のことを考えなければいけないという無言の常識があって、

こちらも安心して働くことができますが、

ヨーロッパでは終身雇用もないので。

 上司は絶対に今の立場を失いたくない、

だから自分より優秀は人材が育つことはあり得ないし、

組織にとってその人材が有用でも自分が気に入らなければ自分の立

場が上な内にその人材の芽を摘んでおくのは当たり前なのだと思います。



 自分の絶対服従な話に戻ると


 一つは日体大からの体育会の影響があると思います。

 先輩に

 「あのカラス真っ白だなー!」

 って言われたら、

 「もちろんです、雪みたいに白いです!」
 
 って言ったほうが良かったし

 「新宿に売ってるコーラが飲みたい、しかも紙パックのコーラ!」

 っていわれたら、紙パックの炭酸なんてあるわけないのに、

 とりあえず買いに行くふりをしないと行けなかったり、

 でもそういうのって今どきの体育会にはないと思います。

 僕らの時もそういうこと言う先輩はみんな、

上級生になっても試合に出れなくって、誰にも相手にされず、後輩を困

らせることくらいしかやることがない人達でした。

 後輩のほうもどちらかといえば、そういう先輩と仲良くしておけば、

何かあった時に助けてくれるかな?

 っていう気持ちがあるのだと思います。

 そういうおかしな上下関係がおかしな体育会を作っていて、

 本当に一生懸命にスポーツをしている幹部とか優秀な上級生はすでに人格が出来上がっていて、

後輩なんか気にせずに、自分の道を進んでいるのだと思います。


 話が少しそれましたが、大阪の弱小チームから推薦では入学できなくて、一浪して大学に入学して、知っている先輩も全くいない大学でずっと2軍だった僕は上下関係の一番下にずっといたので、

身を守るためには常に「服従」の姿勢をとっていたのだと思います。プレーで貢献できないっていう後ろめたさもあるしね。

 後はファミレス

 これも絶対服従の世界

 クレームでたら絶対に口答えしてはいけない、どんな不本意なことでもとりあえずお客さんが話し終わるまで

 シンシに話を聞くこと。

  結局ファミレスではシンシに話を聞くと、お店が悪いことが9割なので、それは確かに不合理は事では

 なかったと思います。

 だって基本的にお客さんは最初からお腹がすいていて自らお店に来てくれてるわけだし、別にこちらが無理やり押し売りしてるわけでもなくて、

こちらもメニューをキチンと見せてお互いに合意の上で商売してるわけだから、普通にお料理せば怒られるわけはないものね、

 ほとんどかこちらの落ち度でした。

 だから相手の意見をシンシに聞くことが身についてしまいました。

心のどこかに、こちらが真面目に相手の話を聞けばわかってもらえる

 という甘さがあるのも確かだと思います。


 だからついつい自己主張をする習慣が無くなってしまいました。

 あと僕の周りには素敵で人格者な上司や先輩や先生、親戚や家族がいて、

 その人達が僕を上手く導いてくれたというのもあると思います。


 そしてもう一つは育ってきた環境

 
これが実は同じ考えの人がいるのではないかな?って思います。
 

 ウチの母親は怒るタイミングが分からないんだよね。

 昨日良かったことが今日は駄目だったり、逆に良かったりで、

 
子供心にその基準がわからないので、

 「物事」が良いのか悪いのかで判断するのではなくて、

 相手の「機嫌と顔色」ばかりをうかがう癖が付いているのだと思います。

 そして機嫌が悪い時のことを予想して常に動くので、とても卑屈にコビてしまう。

 そういう癖が自分にはあると思います。

 そのくせ自分自身はとても我儘で我が強い。だから人に合わせられない。

 昔友達に言われたことがあります。
 
 人間にも馬派とラクダ派の人が居て、

 馬の人は常に少しずつ自分の欲求を言うことができる、

 たとえば

 「お腹がすいた、水が飲みたい、疲れたから休みたい」

 でもラクダの人は違うらしいんだよね。

 ひたすら何も言わずに我慢して歩き続けてある日突然 

 バタッ! 

 って倒れて死んでしまうそうです。

  ヨーロッパでアジア人が難しいのは、子供の頃から教育されていた

「忍耐強さ」

 忍耐強いので、常にヨーロッパの人よりも意見するのが遅くなります。

 先にヨーロッパの人が文句を言いだすので、「調和」を大事にする

 アジア人は、問題を解決しようとさらに我慢してしまいます。

 でも基本的な考え方が違うんだよね、ヨーロッパの人は

 「とりあえずみんなで言いたいことはすべて話して、その後に解決する」

 でもアジア人は

「余計なことは言わずにとりあえずその場をまとめようとする」

 用はラクダなのだと思います。

 ヨーロッパの人は「馬」だよね、小出しにするからストレスが溜まらない。


 その二つの文化がミックスしているのがうちの学校です。

 結局はどちらも結果は対して変わらないし、結局は文化とか習慣

 よりも個人的な実力が大切なのだということもわかりました。

 最初は英語の問題もあって自己主張しない僕は困った日本人扱い

されてしまいましたが、プログラム6カ月が過ぎた今では

 みんなそれなりに僕のことを認めてくれるようになりました。

 でも英語の上達と一緒に自己主張することも少しずつ学んでいかないとな。

  って思います。

 「普通のことを普通に言えないと大人とは言えないよね」

  僕と同じように悩んでいる人は結構いると思います。

 自己主張することは人間関係を潤滑にする大切なテクニックだと

思って、みんなが上手になると良いなと思います。