2010年9月30日木曜日

学校訪問 ②


 (写真は訪問した学校です。トラブルキッズは特にきちんとした環境で
  生活するべきだ。ということで、食堂や教室などすべての設備がとても
  きれいに完備されていて、驚きました。日本みたいに道路やダムにお金
  使うよりも、やっぱり教育に使ったほうが良いな!って素直に感じました)


 その次の日に行った学校は全寮制のとても大きな学校でした。

 オリンピックゲームのときにひときは目立つ先生がいて、

常に得点について文句を言ってくるので面倒だな!って思っていたら

 彼はスペインから来ているこの学校のボランティアでした。

 
 「なんだそういうことだったのか!」

 って思いながら、僕たちはその彼に学校を案内してもらいました。

 サッカー場、バレーボールコート、ウエイトトレーニング場、

会議室、海が近いのでウインドサーフィン、カヤック、ヨット、

 広大な敷地に沢山の施設がありました。

 
 食堂もとても清潔でキッチンも日本では考えられないほどの

 設備が整っていました。

 
 寮も天井が高くてお城みたいな建物でした。

 4階建ての建物だったと思いますが、日本だったら6階建て位の

 高さがありました。


 これほどの施設をどうやって維持してるのかな?

 って思ったら、デンマークの平均年収が40万でその半分が

 税金として使われている、福祉国家だから意外とお金には困らない

 みたいだ、とスペイン人の彼は言っていました。

 日本も民主党が政権とったときに、

「これからは人に対してお金を使います」

 って言ってたよね、デンマークは昔からそうみたいです。

  彼の話で興味深かったのは

 「俺はボランティアでここにきている、子供達を信頼してあげて

 他人と良い人間関係をつくることを学んでもらいたい、そこはとても

デリケートなところで、距離を置きすぎてもいけないし、

 仲良くなりすぎてもいけない、そのバランスを考えないといけないところが難しい、

 何が言いたいかわかってくれるよね?」


 って言っていました。

 国や文化がちがってもそういう感覚って似てるな。って思いました。