2012年10月21日日曜日

亡くなった親父に連絡したいこと

今から3年ほど前に親父が亡くなる時、ウチの姉は三人目を妊娠していてちょうど

5カ月くらいだった。

 長男、次男のときは早めに親父に知らせていたし、親父もそれを生きがいにしていた、でも三人目の時は

 僕も姉も親父には伝えないというのがなんとなく二人の暗黙の了解になっていた。

 親父に伝えても体の弱っていた親父はその子に会うことができないだろうという気持ちと、

 家族の優先順位のなかで新しい子供のことよりも親父の最後のほうが大切な気持ちがしていたのかもしれない。

 だから無くなった親父の中では自分の孫は姉の産んだ二人の男の子だけになっている。

  親父が無くなった後に無事に三人目が生まれ。これもまた男の子で元気に育っている。

  その子が産まれたばかりの頃に姉は

 「赤ちゃんがずっと天井を眺めているときがある、私には亡くなったお父さんと話しているように見える」

  と言っていた。  一人がこの世を去れば、新しくまた一人が産まれてくる。

  自分もそのサイクルの中にいるのだな。 と思うと少し安心したような気持になる。


  そしてその姉は今日4人目の子供を産んだ。待望の女の子だった。


  
 
   親父は僕が海外にいるときにいつもこのブログを見ていてくれた。


   
  だからここに書けば親父が何処かで見ているような気が今でもしている。

  お父さん、孫の数はお父さんの知っている倍の人数になりましたよ・・・・・ 

   

  
   

  

2012年10月17日水曜日

10年前を考えれば10年後が読めるかも

 世の中は便利になっているのか、窮屈になっているのかはわからないけど、

 大きな変化はなくても小さな変化はたくさんあるものだなー、と振り返ってみたくなった。

  今では意外とあたりまえだけど、コンビニやファミレスのレジの前には必ずと言ってよいほど

 不要なレシート入れがある。  街中にレシートを捨てる人が少なくなることはまあ良いこと

 なのだろうね。 あとはレジの前に小さな棚というかハンドバックを置ける場所ができている

 ところも多い。財布を出す時には便利だものね。

  そういえば昔は缶ジュースのプルタブは完全に取れるようになっていた。だからプルタブが

 街の中に散乱していた、いつの間にかプルタブは折り畳み式のような形になっている。

 最初は違和感があったけど、もうすっかり慣れてしまった。

  そういうと昔はバイクもヘルメットは必要なかったし、シートベルトも義務付けされてなかった

 今はタクシーの後部座席にのってもシートベルトする時代になってしまったね。

 チャイルドシートも義務付けだものね。

 
  高速道路のETCもなかったら降り口はいつも渋滞していたのを思い出す。

  スイカもなかった。  昔は早く電車に乗りたいのに、切符売り場が並んでいてイライラすること
 
 があったものね。 やっぱり世の中は便利になっているんだろうね。

   そのうちに車もハンドルの部分にナビだけが付いていて、場所を打ち込むと

  そこまで連れて行ってくれるようになるのだろうね。 どのルートを通るのが一番車が

  混んでいないか計算してくれるから渋滞はもっと無くなるのかもしれない。

   駅まで子供を迎えにいくのもドライバーが必要いらないなら携帯電話で行き先だけ打ち

込んで送信すれば駅まで無人の車を迎えに行かすことくらい簡単になるのかもしれない。


   タバコを吸う人もドンドン少なくなっているよね。今は街中で歩きながら煙草を吸えないのだから昔では考えられないよね。 でも喫煙所でタバコを吸っている人達はなんとなく一体感

 があって幸せそうに見える時もあります。

 そのうちに歩きながら携帯電話をいじっていてぶつかったり、駅のホームで電車と接触したりして

 問題になって、「歩きながらの携帯電話取締り条例」みたいなのができて、罰金とられるかもね。

 「人生の免許書」みたいなものができて、例えば歩きながらのタバコで減点2点、歩きながらの

 携帯で減点1 、信号無視も減点1、自転車二人乗りも減点1、電車の中での音楽大音量は減点1、優先座席に健常者が座っていて見つかったら減点1、酔っぱらい歩行も迷惑だから減点1、オナラ減点1、大便したトイレを流し忘れると減点1、ゴミのポイ捨て減点1、
立ちションベンは減点3、などと運転免許以外のことでも減点がとられる時代が来るかもね。
 10年間無事故、無違反で「人生のゴールドカード」みたいなことをになるかもね。
そしたら納税額減らしてくれるとよいね。

  日本はそういう国だものね。だって「路上駐車禁止」となったら本当に路上駐車無くなる国だ

  ものね。 都内ではいたるところにタイムスができてるよね。 あの会社は儲かってるだろうね。

  設備投資にお金かからないものね。

   飲酒運転もなくなったね。それは良いことだね。

 ひとはそうやって少しづつ進歩しているのだろうね。

  でも実は進歩しているように見えて、便利になりすぎると生活のなかで工夫したり応用したり

 (例えば自動車の運転の技術を身につけたり)する必要が無くなって、パソコンとスマホだけ

 いじって生活するようになるのかな?

  前から思っていたのだけど、体が丈夫そうで、ガッシリしている男性が持てるのは、女性が

 本能的に「この男性ならたくさん獲物を取ってきてくれそう、世の中を生きる力がありそう」

 と思うからだとしたら、そのうちに食糧調達もコンピューターで操作できるようになって、人間が

 肉体労働しなくてよくなったら、今度は逆に小さくて頭でっかち(見た目も中身もね)な男性が

 もてるようになるのかな? だって肉体労働しないのなら体が丈夫なことよりもビル・ゲイツ

 みたいに頭の良いほうがお金を稼げるわけだし、女性が本能的にそういう男性のほうが

 時代を生き抜く力があると思ったらそういう男性に魅力を感じるようになるのかもね。

 でかい男は場所もとるし、雑で頭も悪いというレッテルを貼られて邪魔者扱いされる世の中が来るかもね。 人間にもコンパクトで高性能がもとめられる日が来るのだろうね。

 結婚条件は3低
 
 低身長、低燃費(大食いしないということね)、低姿勢
 
 そういう男が理想の男性になる日がくるかもね。

  まあ仕方ないか。  だいぶ話が飛びまわってしまってごめんなさい。 

 でもたまに意識して世の中がどれほど便利になってどういう部分が変わったのか認識して

 おくことって大切だと思うのだよね。だから自分の中で少しまとめてみました・・・・