2010年10月29日金曜日

僕の頭は150ギガくらい


  <写真はブリリングトンという港町です、古い建物が今でも
   残っているなかなか味のある町でした>

 学生時代に勉強する意味は、用は自分が持っているラップトップの中に

どんどんいろいろな情報を入れていくようなものだとおもう。
 
 メールソフトは国語
 
理科はエクセルで作った書類

 算数も書類、音楽はもちろん音楽

 社会もあって、英語もあって、自分のラップトップのメモリーの中にいろいろな情報を

「詰め込んで」行く作業のような気がします。

 メモリーが80ギガの人もいれば、500ギガのひともいて、

IQが高ければ1テラバイト(1000ギガバイト)みたいな人もいると思います。

 そして年齢が重なるごとにウィンドウズもアップデートされていって、

それらの情報はさらに使いやすく自分の頭の中で整理させて、

必要な時に必要な情報が取り出せるようになります。

 そこで重要なのは単に1テラバイトの中に凄く沢山の情報を詰め込んだ

IQの高い人でも、それらの情報を必要な時に取り出す技術が無ければ、

持っている情報は意味がなくなってしまうのだと思います。

「確かこんな情報を持っていたと思うけど、どこのフォルダに入れたかな?」
 
って感じること、パソコン持っている人ならだれでもあると思います。

 だから1テラバイトの情報量よりも300ギガバイトくらいの

使える情報を持っているほうが意味があるのかもしれません。


 でもとりあえず学生というのは自分の持っているメモリーの

容量に入るだけの情報を入れることは大切なのだと思います。

 そしてできるだけ多くアップデートして、

沢山の情報を使いやすく頭の中で整理して、準備しておきます。

 なぜその必要があるの?っていうことになりますが、

その答えは学生が終わって、社会人になりますが、社会人とはすなわち


インターネットだからです。

 仕事を始めるということはプロバイダーと契約して、

インターネットにつなぐことができることだと思います。

 だから社会人になったらわからないことがあればすぐに

グーグルやヤフーで検索すれば良いのです。

もういちいち図書館に行って調べなくても上司や友達に聞くことができます。


そのインターネットとは上司や同僚、お得意さんのことです。

わからない言葉があったら、

自分のメモリーの中の情報からいちいち探すよりもすでに

情報や経験のある人から聞いたほうが早いからです。

いちいちメモリーの中からファイルを探す必要はありません。

 じゃあ学生時代に詰め込んできた情報の意味はあるの?何のために勉強するの?

 ってことになりますが、それはあります、

というのはネットの中の情報は本当のこともありますが、

嘘の情報や正確でない情報が沢山あるからです。

 それが世の中だし、社会なのだと思います。

インターネットの世界は意外と恐ろしいものなのです。

 そういった情報の中からどの情報が自分に必要で、

正確なのかを判断するためには、

今まで自分の中に貯め込んできた自分の

ラップトップの中に入っている情報が頼りになります。


 もしラップトップの中が空っぽで何の情報の蓄積もなくって、

その人がいきなりインターネットをつないだとしたら、

入ってくる情報が自分に必要なのか?正確なのか?わからなくなります。

とりあえず自分の興味のままにクリックし続けた結果が、

タチの悪い詐欺だったり、ウィルスが入ったりすること多いと思います。

 それをキチンと判断するには、

 ラップトップの中に最低でも300ギガバイトくらいの

 情報が入っていることが大切だと思います。


 ちなみに僕の頭のラップトップには150ギガくらいしか入っていませんが、

 その情報はすべて自分の経験の中でものすごく濃く刻み込まれた情報なので、

 とても使える情報だと思っています。時に相当偏っていますが・・・・

逆にいえば1テラバイトも情報量を学生時代に詰め込んだ人でも

 その情報の使い方を全く知らなければ、社会の中では全く使い物になりません。

そういう人は英語の単語も漢字も理科も社会も「情報」として頭に入れただけで、

 それがどういう情報なのか

 「知識」として自分で考えることをしなかった人だと思います。

 そして悲しいことに日本のテストの結果がすべてな学校ではそういう人でも

 「優等生」として扱ってくれます。

学生が終わるまではそれで良いのですが、そのあと社会に出ると困ったりします。
 
 自分の人生を外付けのハードディスクみたいな役割で終わるのならよいですけど、

 人生の醍醐味はやっぱり自分のラップトップでネットにつないで

 社会の一員として世の中をネットサーフィンしながら

 経験して行くことだと僕は思うからです。

 じゃあどうやって判断力を身につけていくの?ってことになりますが、

 それは、受験には関係のない 音楽、美術、体育、読書などから

 身につけること結構あると思います。
 
もちろんそのバックグランドには「国語」がとても必要です。

  国語がきちんとできて「言葉」として自分のハートに

 知識が刻み込まれなければ持っている「知識」はただの「情報」になるからです。

 今僕が中学生に「なんで勉強しないといけないの?」

 「学歴に何の意味があるの」

 って言われたら、こんな風に説明してみようと思っています。

 でもこれはあくまでも一つの側面からみた「勉強」に対する考え方です。

 もう少し深く考えてみようと思いますが、今日のところはすでに僕のラップトップ

 の能力以上考えたので、フリーズしてしまいました。ごめんなさい・・・・