2012年7月30日月曜日

フェアトレード

先日にフェアトレードのイベントに行ったんだけど、

 インドの人が作ったオリジナルマフラーが3000円でした。 

でもフェアトレードのやっているイオンのビルの3階の

ユニクロにはもっと素敵で扱いやすいマフラーが

999円で売っていました。


フェアトレードを否定する気は全くなくって、


でもあの3000円マフラーが人助けという

付加価値がついても一日一本しか売れなくって


逆にユニクロのマフラーが一日に30本売れて売上3万円

その売りあげの5%である1500円をユニクロが

途上国に送るのと、

フェアトレードの3000円のマフラーの半額の1500円が

途上国に行くのとでは同じことなのだと思ってしまいました。 

 だから人の心がけ次第ではどちらもやり方でも人助けは

 できるのだと思います。

2012年7月23日月曜日

少子化万歳!

 今日の朝に山手線を待っていたら向かいのホームから人があふれそうになっていた。
先日も渋谷から乗ったら
「現在原宿駅でホームから人があふれているので、この電車いったん停止いたします」
 って言ってたけど、ホームから人があふれているなら早く電車を入れて乗せてあげないと、次から次えと人が来てますますあふれるだろうなー、
 と思いながらも原宿駅の様子を想像してみました。 でもなんか原宿って常にお祭りみたいな町だからきっとみんなホームでオシクラマンジュウ ワッショイ!ワッショイ!みたいになって楽しんでるのかな? なんておかしな想像しかできませんでした。 
そういうのを期待して原宿に着いたら意外と普通だったけどね。

 でもその時に思ったのだけど、人がどんどん増えるなら山手線とかすべてのホームを長くして、電車とかも20両にするとか、もしくは2階建てにするとか(無理か?)なにか対策しないとこのままではいつまでたっても改善されないな。 と思う反面。 
待てよ?少子化になってこれから人口がどんどん減って20年後に団塊世代が減りだしたら、高いお金を出してホームの改装工事が終わったころには日本の人口が減って寂しくなってしまうのではないかな?

 とも思いました。そういえば最近は大学受験だって倍率が低くて意外と入りやすいそうだからね。 いつか東大の学生は9割が留学生!地方の大学はすべて地域のコミュニティーセンターへ!慶応大学3年連続定員割れ!みたいな日が来ないかな?
そしたら慶応に入れていただきたいです。

 だから電車もこのままでよくって僕たち人間がも少し我慢すれば良いのかな?
って思いました。

 家だってそうだよね。おそらく20年もしたら団塊世代の人達のもっている家がその子供達に継がれていって、しかも少子化でその次の世代の子供達は少ない。
 第三次ベビーブームって言葉は日本には存在しないんだろうなー
 きっと家の値段もお手頃になるんだろうな。って思いました。 そうしたらそれほどお金稼がなくても家も買えるし、そうなると逆にみんな家なんてどうでもよくなるのかもしれないし?
大学も入りやすいし。駅のホームもあふれることは無くなるし、日本はもっと良い国になるのかなー。
 なんて思いました。

 みんな年金のことばかり気にしているけど、少子化には良いこともあると思います。

2012年7月12日木曜日

本当のプライスレスって何だろう

 日本で宝石を買いに行くと気にいったデザインは大抵高い、だから安くてソコソコのをとおもって選ぶと、なんか悲しくなる、みじめになる。途中から疲れてしまって 高い物=良い物 
となって自分の美的センスは関係なくなってしまう。

結局は高いのを買っても無駄使いをしたと後悔し、安いのを買うと「もっとお金があったら」と思って寂しくもなる。


 バヌアツの小さな離島の海岸で綺麗な石を探したときは胸が躍った。この砂浜で一番綺麗な石を探してやろうと思って夢中で探した。どんどん良いものが見つかってポケットがいっぱいになっても何も問題はない。最後に一つを選べばよいからね。 純粋に自分の好きな石を自分の五感を使って探すことができた。

 どっちもやっていることは同じ、気に入った「石」を一つ探しているだけなのだけど、金額という価値観が付いてくると純粋に自分の五感とか美的感覚を使うことができなくなってしまうのは悲しいものだと思う。


  日本の生活は貨幣社会なのでお金はとても大切だと思うけど、自分が一番美しいと思うものを見つけ出せる気持ちは年をとっても持ち続けていたいと思います。

 

2012年7月10日火曜日

楽して幸せになる方法

 一流のスポーツ選手が決勝戦ですごいプレーをした時に最後に言う言葉は
「気合で打ちました」 
 が多いよね。 だからかもしれないけどスポーツで勝つには気合が一番大切なのだと思っている人が多いと思います。
 
 でも実際はリーグ戦の初戦から決勝に行くまではあまり気合は関係無くって、どちらかと言えば、心(気合)、技、体の三つのバランスなんだよね。
  体(フィジカル)を鍛えることがまず基本、その次に技(テクニック)を身につけることが大切だよね。そして最後に心(メンタル)なのだと思います。
 ようは体力がついてテクニックがつけばメンタルは最後に自然とついてくるものだと思います。(京都大学のアメリカンフットボール部の水野監督も言っていました)
 だってリーグ戦の初戦から最後の決勝戦で使うのと同じくらいの気合を入れて戦っていたら途中で心が折れてしまうよね。
 そんな初戦から気合だけで戦っているギリギリのチームが優勝するとは思えないよね。 マンガじゃあるまいしね。
 
 心を33%、技を33%、体を33%鍛えて、最後に残った1%で完璧になるその最後が気合なのだというとかっこよいかもね。でもそういうものだと思います。

 最後までは体と技、土壇場まで来てこれ以上は体と技で何もすることはできないというところで最後に勝負を呼び込むのは気合なのだと思います。 だからMVPをとる人は
「気合で頑張りました。」
 となるのだと思います。
 
  これを世の中に当てはめると人生にも順番というか心技体的なものがあると思うんだよね。

 今の世の中って少し「お金」に対して意識しすぎだと思います。

 ようはよく頑張って努力した人がお金を持っているからみんなお金があれば成功なんだ、って思ってしまってるところがあるとおもうのだよね。
 MVP    = 気合で頑張った
 人気者  =  お金があるから人が寄ってくる
 
 でも本当はそうではないと思います。人が集まってくる人は決してお金だけではないと思うのだよね。
・体が丈夫で ・頭がよくって ・心(ハート)が良い、だから成功するのだと思います。まさに心技体だよね。
 もちろん頭が20%で体が30%で心が50%とかでも良いとは思うけどね。でもバランスが良いほうが人気が持続可能なのだと思います。

お金を持っているから人が寄ってくるのであればその人のお金に寄ってくるだけで決してその人間に寄ってくるのではないと思うのだよね。

 お金がある = 成功者 と思っていているのは用は気合があれば試合に勝てる。と勘違いしているのと同じだと思います。

 それを言うと女性の美しさも同じだと思うんだよね。
 女性のなかには 
 美しい = 幸せになれる  と強く信じ込んでエステとか洋服にお金を使っているけど、美しさと幸せは必ずしも=ではないと思います。

 女性に美しさを求めている男性はその女性の外見が好きなのであって「心」が好きなわけではないものね。こういう女性は自分自身でもうっすらとそれに気が付いていて、自分の美しさが衰える = 男性が去っていってしまう。 という頭の構造になっていて異常に美しさばかりにこだわったり、自分に自信が無くって異常に男性に尽くしたりするのだと思います。 そして自分より美しい女性が大嫌い! 
 でも実際は


 ⇒ きちんとした生活習慣をもっていて
      ⇒ 気立てが良くって
           ⇒美しい


 この三つのバランスで女性は幸せになるのだと思います。
 それが分かっている男性と一緒になるのが一番安心で幸せです。
 綺麗になる = 幸せになれる と勝手に美しさが幸せに直結すると思っていて、そこばかりに気を使っているよね。
 そうやってもうけているエステ業界やそれとセットになっている広告業界に食い物にされていることに気が付けないのは悲しいよね・・・・

 それでは努力の方向が間違っているからいつまでたっても自分が本当にほしいものは手に入れらないのだと思います。

  ・スポーツで勝つことも
  ・多くの友を持つことも
  ・幸せもつかむことも
 
 バランスが大切、もちろん気合やお金、美しさも要素のひとつで大切ではあるけども、それが一番大切。というのは間違えだと思います。それが分かれば人生は意外と簡単でみんなもっと楽にたのしく生きれるのだと思います。

 僕もそういう風に思って頑張ろうと思ってる今日この頃です。
 


 

 

2012年7月4日水曜日

京子と中子の間で・・・・


京王線との出会いはある朝に突然訪れた。

僕は毎朝新宿から中央線で八王子に通っているのだけど、この

中央線というのは2日に1度はダイアが遅れる。まあ遅れたところ

ですべての電車が10分とか20分とか遅れるので一本前に来る

はずだった電車に乗れるので問題のないことも多いのだけどね・・・・

その朝も6時40分ごろに中央線のホームにいた、八王子まで約

一時間、快速とかいってもほぼすべての駅に止まる。しかも八王

子から新宿に来る電車が混むの ならわかるが、新宿から八王子

に行く電車も混んでいて、一時間のうちの半分は座れない。家で

朝飯など食べた日には途中で気持ちが悪くなる。 慣れてきたひ 

とつわかったのは吉祥寺や立川の私立の小学校に通っている子

供は必ずその役で降りるので、その子供の前に立っていれば、そ

の駅に着けば必ず席が確保でき る。 大の大人がそんなセコイ

ことを思いついてしまうほどに中央線の朝は殺気立っているの

だ。


そんな僕と中央線のすさんだ関係がダラダラと続いた朝に京王線

に出会ってしまった。

そ の日もいつものように中央線は遅れていた。電車が10分遅れ

ると、そのあと八王子まで約20駅ある中央線の駅のホームに人

があふれんばかりに溜まってし まう。その全員が10分遅れてき

た電車に乗り込もうとする。 青梅線と分かれる立川などでは乗り

換えのためにホームに降りた人と、電車に乗り込もうとした 人が

どちらも一歩も動けず上り階段にも下り階段にも人があふれてい

てお互いに動きようがなくなってホームのモラルは朝から完全に

崩れてしま う。


そんな憂鬱な6通勤が今日も始まってしまう予感がした時40分の

中央線のホームでなんとなく京王という選択肢が頭に浮かんだ。


「そういえば京王線は中央線と並行して八王子まで行っている。少し歩いて京王線の新宿駅に行けば八王子まで座れるかも知れない、座れなくても中央線でなければもうなんだって良い」


少し浮ついた心で京王線 のホームへ行ってみた。 そこには少し

涼しい顔をした「京王八王子行」きが僕を待っていてくれた。 喜

びもせず、嫌がりもせずというかんじであった。しかも大して並ば

なくても席が確保できてしまったのだ。


八王子までの約45分間、本を読んだりうたた寝をしたり、朝から

とても癒されて出勤することができた。 そんな安心感が僕を京子

の虜にし、会社に申請した正式な通勤路である中子との関係を

少しずつ冷めさせていた。


中央 = JR  即ち  国立 (国鉄か・・・)

京王 = 私鉄 即ち  私立


やっぱり田舎者の僕としては国立大学の女性よりも私立大学の

お譲さまに心ひかれるし   京王と打ち込めば変換の仕方に

よっては「慶応 」と僕の意思とは関係なく慶応大学を 連想させる

文字が変換されることもある、中央は何度打っても中央大学だ、

変換のミスはない。 もちろん中央大学は素晴らしい学校だし国

立でもないが、しかし電鉄会社である限り、陸の王者を名乗る「慶

応」という言葉の響きには勝てないのである。

しかしそんな京子との甘い生活はやはり長くは続かないもので、

約2カ月続いた京子との関係も思わぬところで問題が出てきてし

まった。


この三ヶ月間の外勤の交通費の申請の時期が来てしまったのだ。
会社に正式に申請しているのは中子との関係であり、京子との関

係ではない。したがって外勤で中央線に乗った時には定期を持っ

ているという判断から交通費は支給されないことになる。 


しかし今の僕の生活は実質的には京子との事実婚になっている。 

ここで正式に中子との関係を終わらせて京子との関係をオフィ

シャルなものにすれば、中央線を使った外勤にも交通費が支給さ

れることになる。 そして僕の外勤は、日野市、立川市、武蔵野

市、青梅市と圧倒的に中央線沿線の外勤が多いのだ。 これは

馬鹿にならない金額である。 

今まで正式に交際をしていることになっていた中子と別れを告げ

て会社に京子との正式な関係告白すれば、中央線での交通費は

胸をはって申請できる。 事実僕は今中央線での出勤はほとんど

行っていない。 


しかし男として、一度申請した中子との関係を簡単に解消してよ

いのだろうか? という疑問も残る、やはり一度は世の中に計約

を明らかにした間柄ではあるのだ。 

中子に対してひとつ言い訳をさせてもらえばそもそも彼女は僕だ

けを乗せて走っているわけではないのだ。 遠い東京駅からほか

の多くの男たちを乗せており、僕は 途中の新宿から八王子まで

を利用しているだけ、八王子で中子も一緒に終点なのかといえば

彼女は僕を下した後も山梨のほうまで走って行ってしまう、所詮

僕は 彼女の路線の途中から乗り、途中で降りていくという行きず

りの客に過ぎないのだ、それに比べると京子は始発の新宿で僕

の乗車を待っていてくれて、そのまま一緒に 終点の京王八王子

までいってくれる、そこで僕を下して自分はほかの客を乗せてそ

の先に進むようなことはしない。

夕方にはまた京王八王子で僕の帰りを待っていてくれる。そこか

ら本を読んだりうたた寝をしたり新宿まで癒されながら帰る

ことができる。必ず席は確保できるし、ほかの乗客のマナーも決

して悪くない。 

ここはひとつ男として一大決心をするべき時なのか、それとも男

が一度決めた相手を簡単に変えることは許されないのか、アラ

フォー男は毎朝京子との甘えた関係を正式なものにするかどうか

を迷っているのである。 馬鹿馬鹿しくてすいません。

おしまい・・・・