2010年7月31日土曜日

朝から少しふざけたお話





 <写真はブラジルアルツーと僕、地元のお祭りに参加した時の物です、
 アルツーは宣伝係、僕はマメをお箸でつまむというインチキな競争を
 作って、募金を集めていました。ケイタは折り紙と手相を見て、大人気
 でした>

  今日の朝のミーティングは人間の「振る舞い」についてだった、

 先生のオーサが言った、
 
わたしの国のスウェーデンでは人々はあまり近づいて話をしません。

ある一定の距離を取ります、それはアジア人と良く似ています。

 だからわたしははじめアジアの文化とスウェーデンの文化が近いと

知って驚きました。

そして初めてわたしがアンゴラに行ったときに気がついたら

 私の半径一メートルに5人くらいの人がいました。

 子供はみんな髪の毛を触るし、勝手に手を握るし、

 そういう距離感が普通なのです。だから驚いてはいけません。

 ブラジルメンバーの答えは

「それは当たり前だ、みんな近いほうが楽しいじゃん!」

 オーサ

「アフリカ人の男たちはすぐに結婚して!と言ってきます。

 若い女の子はアフリカに行ったら驚くかもしれません、

 決してわたしは受け入れてはいけないとは言っていません、

 あなたたちは大人なのですから、

 でも彼らの結婚してという言葉には先進国で使われているような

 深い意味はありません、

 彼らは何人もの奥さんを持つことを許されていることもあります。
 
 あなたが受け入れたいなら受け入れて良いです、

 それはあなたの選択ですから、

 でも彼らに愛の意味を尋ねたら答えられる人は少ないことも事実です」

 

 僕の意見


 「僕が南太平洋のバヌアツに住んでいた時、

 逆夜這いがあるから気をつけろと事前に言われた、

 でも2年間準備して待っていたけど、誰も僕の家をノックする人はいなかった」

 
 オーサ

 
 「それはウラの個人的な問題です、わたしは今は一般的な話しをしているのです、

 アフリカの一部では男性が女性に性行為を訪ねた時、

 女性は断わらないのが習慣となっていることもあります、

 だから女性のボランティアがアフリカに行ったときには、

 いくら断っても相手の男性は理解しないこともあります、

 彼らは知らない外国人が自分の村にやってきたら

 その女性をエスコートすることが自分の使命だと思っていることもあります。

 10回断ってやっと少しだけ気がつく程度なのです」

 
 先ほど僕の意見を否定された僕はそこですかさず反論、


 「オーサあなたは間違っている、だって僕は人生の中で何度も断られている」

 
 「ウラ、今私はアフリカの話をしているのです、

  あなたが断られているのはアフリカだけではなくて、

  全世界中で起こっていることでしょ!」

 
  みんなの笑いは止まりませんでした。

 
 そんな感じで今日の朝のミーティングは終了、みんなとても喜んでくれました。