2011年4月1日金曜日
二か月が経って・・・
<写真はビルディングウェークエンドといってみんなで学校の掃除、
農作業、雑草刈り、ペンキ塗りなどをするときのものです。
こういう状況に出くわしたら、
自分もクワを握って半日一緒に働いてみるとよいと思います。
午後には必ずこうなります。怒るべきところかもしれないけど、
一緒に働いていると怒れなくなるし、
逆に僕が一緒に働くと生徒も時には僕の言うことを聞いてくれるようになります>
アンゴラに来て早2ヶ月。ブログも書こうと思ったんだすけど、
何か頭が回らないと言うか、考えがまとまらないというか、
書く気が起きませんでした。
たぶん2か月経って、、この環境に慣れてきて、
体も心もホッとしてるのだと思います。
最初は生徒の名前を覚えて、自分のできる仕事を探して、
学校の1日の流れ、自分が手伝えるところ、割りこめるところ、
難しくて今はできないところなどを探っていましたが。
ようやく、そういうのが落ち着いて、心と体が安心して、
落ち着いた感じがあります。しばらくボーっとしていました。
それが2カ月という感じです。
ちなみにこの2カ月で僕ができたことと言えば、
ポルトガル語の基本がわかって、
あとは聞き取りと自分が使える単語の量を増やしていくこと。
ほかの先生達がどれくらいのペースで働いているのかを見ること。
生徒の行動パターン、ポルトガル圏特有の自己主張の仕方になれること。
買い物、水汲みなど自分の生活に必要なことを整えること。
アンゴラの暑さと昼と夜の気温差に慣れること。
生徒が1日どういう流れで食事を作っているのかということ。
まあそんな感じです。
一番勉強したのは食事のことです。
これは週に一度のローテーションで、6人チームですが、
3人の男子が三食に使う水をそのつど運んできて、
女子がおもに洗い物、そして女子男子ともに、料理をする。
という流れです。 改善できるのは豆もコメも水に浸さずに、
いきなり煮始めるので、マメもコメも底は焦げて、
上のほうは芯が残ってしまうことです。
芯があるのに焦げくさい。という
「ワイルドなのにまだケツの青い」
みたいな何とも不思議なご飯が炊きあがります。
少しずつですが改善すべきところですが、今のところ許容範囲です。
僕はたまにいって皿洗いを手伝ったり、金タワシを買ってきて、まっくろ
だった鍋の外側を磨いたりしました。
キッチンにはギダさんというおばさんが生徒の面倒を見ながら、
料理の指導をしているので、ギダさんと一緒に働いています。
とても良いおばさんで僕のよき理解者です。
生徒にきちんと怒れるのもギダさんの良いところです。
ちなみにギダさんは僕のこと大好きです。行く手放しで喜んでくれます。
生徒は僕が鍋を洗ったり、ゴミをマメに捨てたり、
女子しかしないような床の掃除とか、洗い物とかをしているのを見て、
安心感をもったくれたし。1日に6人ずつのグループで一緒に働くので、
仲良くなれるし、とても親切にしてくれますし。少しずつですが、
僕の意見に耳を傾けてくれるようになりました。
僕のほうもなにか改善しようかな?って思いながらも、
みんなと一緒に働いていると、まあこれでよいかな?
なんて、ミイラ取りがミイラになるように、
改善点を言えずにいたりもしています。
でもそれで許せるなら良いよね。なんて思いながらも、
最近は1日姿を見せないと、
「ウラ、なんで昨日はいなかったの?」
なんてみんなに聞かれたりして。少しうれしくなったりもします。
ちなみに本日金曜日の午後から祝日の月曜日まで生徒たちは
家に戻れるようです。
みんなうれしそうに朝から溜まった洗濯物を洗って
帰宅に備えているようでした。 僕もゆっくりしようと思います。
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