2016年5月6日金曜日

電車の中で考える正規雇用と非正規雇用

通勤の為に満員電車に乗っていて、正規雇用と非正規雇用は電車と似ていると気が付いたお話。

電車に座っている人は正規雇用、電車がどれだけ混雑しようと、自分から立ち上がらない限り、本を読んだり、居眠りしたり、ある程度は体力を温存しながら、目的地までは安心して到着することができる。


一方、非正規雇用の人は電車の中で立っている人、自ら選択して立っている人と、そうでない人が居ると思う。

たまたま自分の前の人が降りたので、その後に座れるラッキーな人もいるし、忍耐強く待っていてもなかなか座れない人もいる。

同じ空間で同じ目的地を目指しているが、この差は凄く大きい。

立っている人が座りたい時には、他の電車に乗り換えるという選択肢がある。しかし、電車に乗る理由(自分の人生の方向性)は自分の中で行きたい方向があって乗っているわけで、座ることが目的では無かったはず。

でも結婚して家族ができたり、年をとって体力がなくなってきたりして、多少自分の行きたかった方向と違う電車に乗り換えることもありかもしれない。

多少はローカルな方向に進む電車に乗り換えてみた、みんなが競争して席を奪う都会行きの満員電車よりも居心地が良いこともあるかもしれない。

そんなことを考えながら今日もつり革にぶら下がっています。




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