2018年1月8日月曜日

東洋医学的コーチングと西洋医学的コーチング

大学のアメフトのコーチを4年間やって思ったことは、コーチングには、東洋医学的と西洋医学的の二つのタイプがいること、
チームを人体に例えると、東洋医学的コーチングとは、体(チーム)が病気になる前に先手を打ち、病気を防ぐ。(未病する)
これをできる監督やコーチがいればチームの勝ち負けに関係なく、常に健康で勝てるチームがつくれがつくれる。

西洋医学的なコーチングとは、何か病気(問題)が起こった時にその問題に対して対処すること、
例えば

・大量の怪我人
・いきなり大量の退部希望者が出た
・部員による暴行事件

これらのことは東洋医学的コーチングで考えると、未然に察知して対応すれば防ぐことができる。

例えば

・体を鍛えることだけではなくメンテナンスの知識を与える
・チームの方向が勝利至上主義になりすぎないよう気を付ける
・コーチ自身が選手に暴力的なアプローチをしない

などをすることによって未然に防げることだと思う。

コーチの中にはチーム内に問題が起こり、それを解決することが自分の仕事だと感じている人もいるが、本当に優秀なコーチは、未然に選手の気持ちを整えることで病気にならない(問題を起こさない)チームをつくっている。

これからのコーチングには東洋医学的な考え方が必要だと思う。

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