ヨーロッパの歴史を語るとき、必ず出てくるのが氷河時代、英語では「アイスエイジ 」
デンマーク出身のカリンの話によると、
アイスエイジのときはすべてのデンマークを氷がおおっていた。
その氷がアイスエイジの終わりとともに、海だか、
陸続きのドイツだかのほうにズーと押し進んでいった。
その時に氷がデンマークの大陸の表面の土をみんな持って行ってしまった。
だからデンマークには良い土がない、したがって農業は全くよろしくない。
だから我々はなかなか厳しい立場にある。
ということでした。
ということで、山も土も石もみんな氷に持っていっていかれてしまった
デンマークはほとんど真っ平ら。
一番高い山 通称
「スカイマウンテン」
も確か海抜50メートルか500メートルとかそんなレベルです。
アルプス山脈があるヨーロッパでは少し肩身が狭いようで、
しかもスカイマウンテンという名前がさらに
おかしな名前であるために、デンマーク人のカリンは少し戸惑いながらも、
「これは決して丘ではない、れっきとした山なのだ!」
と言い張っていました。
運転していて少しの坂道を登るときにカリンが
「標高が高くなるから、耳がおかしくなるかもしれない、みんな準備は良いか!」
とイチイチ冗談を言うのが少し面倒な感じでしたが、
それがデンマーク人の得意のジョークみたいでした。
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