2010年9月13日月曜日

アイスエイジとスカイマウンテン



 ヨーロッパの歴史を語るとき、必ず出てくるのが氷河時代、英語では「アイスエイジ 」

デンマーク出身のカリンの話によると、

アイスエイジのときはすべてのデンマークを氷がおおっていた。

その氷がアイスエイジの終わりとともに、海だか、

陸続きのドイツだかのほうにズーと押し進んでいった。

その時に氷がデンマークの大陸の表面の土をみんな持って行ってしまった。

だからデンマークには良い土がない、したがって農業は全くよろしくない。

だから我々はなかなか厳しい立場にある。
 
ということでした。

 ということで、山も土も石もみんな氷に持っていっていかれてしまった

デンマークはほとんど真っ平ら。

一番高い山 通称 

「スカイマウンテン」 

も確か海抜50メートルか500メートルとかそんなレベルです。

 アルプス山脈があるヨーロッパでは少し肩身が狭いようで、

しかもスカイマウンテンという名前がさらに

おかしな名前であるために、デンマーク人のカリンは少し戸惑いながらも、

「これは決して丘ではない、れっきとした山なのだ!」

 と言い張っていました。

運転していて少しの坂道を登るときにカリンが

「標高が高くなるから、耳がおかしくなるかもしれない、みんな準備は良いか!」

とイチイチ冗談を言うのが少し面倒な感じでしたが、

それがデンマーク人の得意のジョークみたいでした。

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