2010年12月2日木曜日

ビザに対する僕の勝手な解釈

 11月でイギリスのプログラムが終了!

 とっくにアンゴラに行ったと思っていたら実はイギリスで足踏みしています。

 問題は二つ、個人的の募金活動は終わりましたがチーム10名全員が

終わったわけではなく、学校が「チームワーク」という言葉を盾に、

もう少し募金活動して、チームメイトを助けてね! っていう無言の圧力があること。

 あとまっとうな理由としては大分前から手続きしている

アンゴラに行くためのビザがまだ下りないこと。

 この二つの理由が微妙に混ざり合って、

すっかり雪深くなったイングランドでいまだにくすぶっています。

 

 まえから一度書きたかったのだけど、ビザって何?って個人的に考えていて、

僕の今までの経験から勝手に想像して書いてみようと思います。

 キチンと知りたい人はネットで調べてみてください。



 「パスポートをとって海外旅行にいって、そのままその国が気に行って、
     知り合いを作ってそこで働いて、2年くらいして帰ってきたい!」

 って思ったこと無いですか? そんな生活してみたいよね。

 逆に

 「観光で来た外国の人が日本で楽しく働いて、
         しばらくして帰国してくれても良いよね。」

 でもなんでそれができないかというと、

 そういう人は税金を払う手段が無いからだと思います。

 外国にいってその国の公共手段を沢山使って、でも税金は払わない。

その国の人達のなかでも失業していて仕事が無い人が居るのに、

 勝手に観光客として入ってきて、働かれたら地元の人が困るよね。
 
 そういうことが無いようにビザがあるのだと僕は思っています。

 

 だから景気の悪い国で労働ビザを取ることはとても難しいし、

特殊な技術を持っていたり、マスコミの取材だったり、スポーツ選手、芸能人なんかの、

「その人でないとできない仕事」

 なら多めに見てくれるかもしれないけど、

 一般の仕事ならやっぱり地元の人が仕事してキチンと納税してくれないと国が困ります。 

 そういうのを確認するのがビザだと思います。

 ではビザなしの観光はなんでOKなの?ということになりますが、

確かアメリカなら3カ月はビザなしで滞在できます。

 ようは3カ月しかアメリカに居ないのなら、

 その間に友達を作って働くことも無いだろうし、

 アメリカで観光してお金を使ってくれるだけで稼ぎはしないだろう

 それならどうぞ来てくださいということなのだと思います。

 その目安がだいたい3カ月なのだと思います。

 もしそれ以上いるなら、絶対に働き出すはずだ! と思われてしまいます。

 だから僕が今回イギリスに来るためにとった18カ月の学生ビザなどは。

  18か月もイギリスに居るなら、月々の生活費が最低でも五万はいるはずだ。

 5万円の18カ月だから90万は持っていないと

  お前は絶対にイギリスで金がなくなってバイトするだろう。
 
 だから自分の口座に90万入ってることを証明しろ!

 みたいな感じでビザを申請するときに銀行口座に

 お金があることを英文で証明しなくてはなりません。

 ちなみに学生ビザでもキチンと単位を取っていれば

 週に何時間かはバイトできるようになっています。

 良く映画であるけど、たとえばこっそり不法滞在してその国で働きたいとき、

 知り合いの家でベビーシッターなんかして、お金をもらった場合。

 それはれっきとした仕事になるけど、それが仕事なのか、単にお手伝いして、

 その代わりに晩御飯と少しだけお駄賃をもらったなんていうことの

 見分けは難しいから、そいうやって働いている人のところに警察官が
 
 「お前は不法労働者だろ」

 なんていうシーンが良くあります。

 あと学生ビザで入国して、夏休みが3カ月とかあって、

 学生が許されている以上にバイトをしすぎて

 強制帰国させられることも良くあると思います。

 基本的にはビザってそういうところを管理するものだと思っています。

 

 ちなみに今回の僕のアンゴラビザで一番難しかったのは、

 僕がイギリスのアンゴラ大使館に日本人としてビザを請求するところが

 一番ややこしかったです。

 犯罪証明証というのを提出しなければならないのだけど、

 日本から送ってもらった僕の犯罪証明証は、

 スペイン語、英語、フランス、中国、英語、ドイツ語で書かれていますが、

 アンゴラで使われているポルトガル語では書かれていないので、

 それを翻訳して提出しなければならないこと。
 
 でも封筒の表に、「開封したら無効だよ!」

 って日本の警察がスタンプ押してるから、開けれないし・・・

 結局はウチの学校の先生がアンゴラの大使館に電話して。
 
 「開けても良い?それともスペイン語が英語でも理解してくれる?」

 って聞いてくれて、

「ああ、別に良いよ!」

 みたいな感じで話が収まりました。

 ちなみに僕も一生懸命ネットで日本人のアンゴラビザの取り方を調べましたが、

 すべての情報が日本人が日本からアンゴラに行く場合の情報であって、

 「日本人がイギリスでアンゴラビザを申請する?」

っていう情報は見つけることができませんでした。

 そこが一番苦労したところです。

 ということで今はビザを待っています。

 ちなみに12月の2週目を超えるとクリスマスシーズンで

 飛行機のチケットが高くなるし、僕が行くアンゴラの教員養成校は

 生徒がみんなお休みになって学校が閉鎖になるかもしれないから、

 きても誰もいないよ!

 ということになるかもしれないし、

 協力隊と違って6カ月しかないので色々と考えてしまいます。

 なにはともあれ、これが今の僕の状況です。
 
 予想では後2週間くらいでビザが下りると思います。
 
 頑張って待ちますね!

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