後輩: 「先輩やっぱり海外とか良く行くんですか?」
先輩: 「当たり前だよ、こないだはイタリアに行っちゃったよ、」
後輩: 「イタリアっすか、ってことは先輩英語もペラペラっすか?」
先輩: 「ペラペラっとほどでもないけどね、まあ日常会話ってとこかな
昔から結構海外旅行いってたからな。」
後輩: 「凄いっすねー、自分もイタリアいきてー、とりあえずパスポート持ちてー」
先輩: 「イタリアにはな青の洞窟っていうすっごく綺麗な洞窟があるんだぞ
こないだはそこに行ったんだけどよ、ヨーロッパは怖いぞ、
洞窟に行く船の代金が俺達アジア人とクロマニオン人と値段が違うんだぜ!」
後輩: 「何すかクロマニオン人って?」
先輩: 「おめーは本当に何もしらねーな!
ヨーロッパの白人たちの事をクロマニオンっていうんだよ!」
後輩: 「まじすか!?そう言えば昔に歴史でその言葉を習った気がするっす!」
先輩: 「周りの日本人観光客は馬鹿だから気がついてなかったけど、
おれは気がついちゃったもんね、やっぱり駄目だよな日本人は海外で
舐められちゃって。」
後輩: 「ってことはやっぱり先輩はクロマニオン価格に値切ったんですか?」
先輩: 「バーカ!そんなカッコ悪いことできるかよ、和だよ和
足並みそろえるのが日本の伝統だろ!」
後輩: 「やっぱ大人っすね!」
先輩: 「まあな、一応俺もグローバルとかめざしてっけど、
ぶっちゃけ俺達はクロマニオン人じゃねえしな、仕方ねえよな」
後輩: 「そうっすね、でもクロマニオンは女が綺麗ですよねー」
先輩: 「そうだよなー、あいつら反則だよなー」
後輩: 「俺もクロマニオンにうまれてきたかったなー」
なんかすべてが少しずつ噛み合ってない二人でした・・・
イタリア人はイタリア語喋ってるし
アングロサクソン21世紀でも存在してるけど
クロマニオン人は4万年ほど前に絶滅してるから恋愛するのは難しいだろうし
歴史で習ったのに現在のことになっちゃってるし
アングロサクソンって酔っぱらって思い出せないんだったら白人って言えば良
かったのにな。
って思いながら2006年の春に六本木のイモ洗い坂のメキシコ料理屋で
この話を盗み聴きしていました。
0 件のコメント:
コメントを投稿