2012年4月2日月曜日

僕が思う普通で最高な人生

僕が長く付き合ってきた人の人生をなんとなくミックスして考えた

 お話です、落ちもなく勝者も敗者もない普通の話だけど、
 
 最近年とったのか人生について考えてたらなんとなくおもいつきました。

 面白くもなんともない話ですが・・・
 

二人の営業マン一人はバリバリの出世頭Aさん、

もう一人はお人よしの平社員Bさん、

ある日AさんがBさんに

 「お前は何時までたってもお人好しなだけで出世しないな、

給料だって上がらないし、それではダメだなー」

 Bさん
「良いんだよ、うちの会社は良い製品を扱っているから、

本当に必要な人に必要なものを売りたいだけなんだ、
自分の成績とか出世の為に無理に商品を買ってもらうのは僕のやり方ではないんだよ、
残業や祝日出勤するよりは家族と一緒にいたいしね」

 Aさん
「お前はしみったれている、お前自身はそれで楽しいかもしれないけど、
何時までも給料の上がらない旦那と一緒にいる家族の身にもなってみろよ」

 「でも俺は自分が正しいと思っていることしかしたくないんだ、
 そういう自分を家族も愛してくれている」

 「お前はワガママな理想家だ、家族に迷惑をかけている、
仕事ができない言い訳を正義感ということばで
カモフラージュしているだけだ会社にだって迷惑をかけている」

 「実はね、ウチの家はもともとは都内にマンションを2件もっていて、
僕の給料よりもそっちの収入で生活しているんだよ、
だから僕は大切なお客さんと良い仕事がしたいだけなんだよ、
あとは子供が生まれた時から体にすこし障害ががあってね、
その面倒も夫婦で見ているから、残業はしにくいんだよ」

 まあこんな話があったとします。

 ちょっと強い性格のAさんと、優しいBさんなのかもしれないけど、
前半を読むとBさんだめなのかな?今の世の中では負け組なのかな? 
出世しているAさんのほうが会社の中では評価されているのだろうな、
ということはわかります。


 でも後半でBさんがマンションの収入があるので、お金持ちが勝者という
 観点からいうと勝者は逆転してしまいます。
(何が勝者かはもともとないけどね)

 どっちが良いとか悪いとかではなくて、
それぞれの違う人生をそれぞれに自分の正しいと思った道で生きていくことが
大切なのだと思います。

 小さな問題ががあるとすると最初にAさんがBさんの生き方を
 少し否定してしまったことかな?

 続きをかくとするなら、
早く結婚して50歳ですでに二人の子供が独立したAさんは、
今まで仕事一筋では自分のやりたかったことをできなかったので、
早めに退職して、いままでもてなかった奥さんとの時間を大切にしたくて、
 海外旅行に行ったり、
料理やハイキングを初めて見たりするかもしれませんし。
前半頑張って働いた分後半は時間とお金に
ゆとりを持った人生を送るかもしれないし。
孫が生まれたりして、エリートサラリーマンだったことを忘れて
素敵なお爺ちゃんになるかもしれません。

 そのまま60歳まで仕事を続けたBさんは後半意外と出世しますが、
会社を引退後、あっさり病に倒れて亡くなってしまうこともあると思います。


 どちらも自分に与えられた環境と才能のなかで一生懸命生きた
素晴らしい人生なのだと思うし。それが人生なのだとおもいます。

 二人とも次の震災であっさり亡くなってしまうことが
あってもおかしくはないですし
二人揃って90歳まで元気で生きていることもおかしくはないとおもいます。 
 それぞれがお互いに人生を精一杯生きれば、
良い人生とか悪い人生は無いんだなー、
ってふんわりと感じている今日この頃です。

 なんの訴えも落ちもなくってごめんなさい、でもこういうのが僕のみてきた

 普通だけど、力強くて感動する人生だなと思うことがあります。

2 件のコメント:

KAI さんのコメント...

浦さん、お久しぶり。久しぶりに読んだらまた興味深いこと書いてるね。
私は、この春から新しい学校に転勤し慣れない環境で生活しているよ。転勤する前は、「もうこの学校で仕事するのは潮時だな~」なんて思ったりしていたわけですが、いざ変わってみれば慣れ親しんだ学校を懐かしく思ってみたり。浦さんのブログじゃないけど、何が正解で何が間違いかなんてわからないね。自分の思いに正直に自分らしく生きられることが幸せなんだって思うわ。誰かと比べたって自分は世の中に一人しかいないもんね。では、また!

浦 輝大 さんのコメント...

投稿ありがとうございます。このブログ、自分は気に行ってるけど、相当い意味不明だなー、なんて感じながらアップしたので、KAIさんが興味をもってくれて本当にうれしいです。 こんなパターンのブログでもよいのかな? ってほっとしましたありがとうございます。新しい学校頑張ってくださいね!