僕は世界は南太平洋の平和な国、 早急な援助はそれほど要らないバヌアツという国に
青年海外協力隊として行っていたのだけど、なぜバヌアツへの援助は続けたほうが良いか?
という理由の一つに
「日本が援助をやめてしまうと、他の国が援助をする、その国が人間を
育てるような援助をするかどうかを考えると、日本人の援助のほうがまだまし」
というものがあります。
例えばアンゴラ、資源の豊富なアンゴラは中国と協定を結んで技術をもらう変わりに資源を渡す
というようなことをやっていますが、僕が見た限りでは何処にいっても中国人はポルトガル語を
話さず、自分達が大勢でやってきて、やりたいように資源を持っていくだけ。
アンゴラの政治家は国のことより自分の事しか考えてないので
自分の政治家の地位が安泰で、そこそこのお金が入ってくれば、アンゴラの資源が減っていこうが
気にしていないと思います。
アンゴラ人は資源を取られて、しかも貧乏な人には全くそういう情報もお金も全くいかなくって、
政治家と一般の人の格差が広がるばかり、それを手助けしているのは中国の
「援助」 なのです。
そうおもうと日本が援助をやめてしまうと、多くの途上国が他の援助国を求めて
相手国を探した結果中国に頼ることになると思います。それなら日本が援助を続けていたほうが良いと
思います。 もちろん日本の援助だって悪いところはあると思いますが。
先日学生に日本の話をしたときに僕が
「世界にバヌアツ一国しかないのであれば彼らの生活は全く問題ないのかもしれない」
と話したら多くの生徒が共感してくれました。 グローバル化がなんてなにもカッコよい
言葉じゃないのだと思います。
2 件のコメント:
うらへ
明けましておめでとう!今年もよろしくね。
本当に久々ここにお邪魔してます。
「最高のコーヒーの味」ものすごく共感したよ。ここ数年、私にはこの感覚がなくなってしまっている。うらのサイトはいつも心の奥底に残っている自分に出会わせてくれます。
では、またねん。
こちらこそ今年もよろしく! すでに2か月近くブログを更新してなかったよ。最近は物の価値って値段と比例しないなー、仲間と自分の考え方次第でお金なんてかけなくてもいくらでも幸せになれるなー、ってよく思います。不景気になったほうがそういう価値観を共感できる人が増えてくると思うのだよね。まあ自分にお金がないからだけかもしれないけど、もし将来お金もちになってもこういう気持ちは忘れないようにしたいと思っています。コメントいつもありがとう!
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