2013年1月24日木曜日

承認の欲求

タケシの「日本のミカタ」というテレビをみて思ったのだけど

 昔の日本人は生活が向上できること、今より良いデザイン、機能的なもの、高級なもの、

 ブランド物をもつことが良いとおもっていたけど、景気が悪くなって今時の若者はそういったものを

買えないし、もともとそういうものが良いとも思わない、

ユニクロに行けば安くて良いものが打っているし、ニトリに行けばそこそこの家具が揃う、

100円均一に行けば十分に生活していけるだけのアイディア商品が揃っている、

そういう安っぽい価値観しかもっていない若者をみて大人たちは

 「失われた20年」とか言ってるけど、もしかしたらそれは文化人類学者が未開の地に
 
行ったらそこの人たちは幸せそうに暮らしていて、そっちの価値観に染まってしまう。 

というのと同じようなもので、実際に安くてそこそこのもので満足している若者の人生

 は全く惨めでも失われてもいないと思う。

 若者は若者でフェイスブックで「良いね!」をもらえればブランド品を買って自慢しなくても

 他人からの承認の欲求は満たされるので、お金はかける必要はないし、

 人間の承認の欲求は形を変えて満たされているのだ。
 
 みんながグッチをもっていればそれが良いと思う時期もあるだろうし、いま思えば

 グッチのカバンでも無印良品のカバンでもタグをみなければあんまり変わらない

 気がするのだよね? それは僕がグッチのよさを分からない失われた価値を持った人間
  
 なのだからかな? 

 結局は人間の物に対しての価値は変わらなくても他人から承認されたい

 という承認の欲求は永遠に変わらないとおもうのだよね。 金額よりもそちらが大切

 だと思う今日この頃です。 

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