ルパンはお金が欲しくて泥棒をしてるのではなく
金持ちが大切にするものや、誰も盗めないものを手に入れるために
日々頑張っているのが素晴らしい。
オリンピックのメダルと一緒であくまでも象徴なのだ
ルパンは手に入れたものには価値を見出さない。
高価なものを盗むまでの充実感を楽しんでいて、
決してお金もちになりたい訳ではないのだ。
そのほとんどが最後にフジコに持っていかれるのも面白い。
フジコは手段はどうでもよくて、単にお金が欲しいだけなのだ。
いかに楽してお金が手に入るか、自分が贅沢できるかが大切なのである
(いかにも女性的だと書いたら怒られるからここでは書きませんが)
ルパンはいつもフジコに肩透かしを食らい盗んだ財宝を持っていかれるが
本当のところはフジコを手に入れるまでにゲームを楽しんいるだけなので
実際に手に入れる必要はないと知っているのだと思う。
「真の強者は群れない。」
というが基本的にはルパンは一人だ、次元はパートナではあるが手下ではないし
五右衛門にいたっては必要のある時しか出てこないし
彼も決して自分はルパンの手下だとは思っていない。
そうやってみるとルパンには男としての生き方のヒントが詰まっている
「男には自分の世界がある、たとえるなら空をかける一筋の流れ星」
と歌っているのもうなずける。
流れ星は世界で一番美しいがダイアモンドのようにお金では買えないし、
決して手に入れることはできない。 それが男の世界なのだと思う。
そんな風に生きれたら良いなー
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