2010年6月1日火曜日

自分探しの旅②

  協力隊に一緒に行った仲間のなかでも、自分探しをしてる人が沢山いました。

 参加の年齢が27、28歳くらいなのも、おそらく社会人を少し経験し

 て、その後に何か人生を変えたい、って考えて試験を受けて合格して

参加、と言う人が多いからかな?

 面白い事に今参加してるイギリスのボランティア活動も、そういう人が

結構います、しばらく社会人をしていて、何か自分の人生を変えたい!

 って思って、参加してる人が多いです。

 アルゼンチン人、イタリア人、ポルトガル人など全く自分とは関係の

無かった人たちが、世界のいろんなところで同じこと考えて、同じことを

悩んで、今ここに居ると思うと、なんとなく心強い気がするし、何か

世の中に貢献したいな! って思えます。


 そしてみんなが同じように言うのが、

 親とファミリー(一族)の了解を取ることが難しい。

 っていうことです。もし家族が自分をとても理解してくれていて、

「行ってこい!」

「もし駄目でも私達が日本で待ってるから安心して頑張れ、
本当に駄目だったらいつでも帰ってきて良いよ!お前が選んだ道を進めば良い!」」

 って言ってくれたら、たとえ行った先で辛い事があっても頑張れると

思います。

 でももし、家族が

 「行くな、それよりも安全な人生を歩め、絶対にお前は成功しない!
 身の程を知れ!」

って言って送りだしたら、逆境や辛い状況になったときに頑張れないと

思います。 家族の理解があって初めて、新しい環境でも頑張れるよね。


 辛くなったときに頑張れるのって遠い日本で心配してくれている家族の

応援と支えがあってこそだと思います。

 もし心の奥に

 「お前には無理だって散々言ったのに、お前が言うことを聞かなかった
今後は絶対に親の言うことを聞きなさい」

 って言う家族の顔がちらついたら、頑張れることも頑張れないよね、

 自分の人生はいつまで親に支配されないといけないんだ!と感じると思います。

「お前がベストを尽くしてそれでもだめなら、胸を張って帰ってきて良いよ!」

 って言って送りだされるのでは全く違うと思います。

 「人は現状よりもそのあるべき姿を期待されて、初めてその潜在能力を発揮する」

 昔の哲学者が言ってました!

 次回は僕がどうやって出発したかを書こうと思います。

 

 

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