2010年6月1日火曜日

人生の椅子取りゲーム


 
 <写真はうちの学校の隣にある畑です教室のすぐ裏の景色です>

人生って椅子取りゲームみたいだな、って思うことあります。

 何かが起こった時、たとえば自分や身内が病気になった時、交通事故に

あった時、リストラされた時、年金が期待できそうにないと思う時、椅子

取りゲームでは音楽が必ず止まるように、おそらくみんなにいつかはおこ

ることなのだけれど、それがいつか分からない為に、常に準備しておかな

ければならない。

 経済力だったり、権力だったり、体力だったり

 9個の椅子を10人でとりあうんだから、座れない確率は10%なのに、

絶対に負けることは許されない世界。みんなが必要以上にプレッシャーを

感じでしまって、意味もなく焦っている状態。
 
 たまに思うことあります、その10人の中で誰か一人くらい、

「このゲームは今の時代にあっていない、僕は次に音楽が止まってもすわ

ないと決めているので、後の9人の人は安心して生活をしてください」

 って言う人でてこないかな?

 そういうこと言ってみたいよね。

 でもそれができないのはヤッパリ家族とか自分の身内に迷惑を

かけることができないからだと思います。

 不景気になると9個だった椅子が8個になってしまうこともあるでしょう。

 でも逆に景気の良い時に椅子が12個あったはずの時期もあったはず?

 みんなが常に一個以上の椅子をキープできていたはずだよね?

 
 こっちにきてから思うのは日本人は常に何かを準備している人生だと

おもいました。

 学費、結婚資金、年金、医療保険、最後には葬式代にいたるまで、みん

なに迷惑をかけないようにみんな準備をしています。結局全てが準備に

終わって、本番が無いままに人生が終わってしまう。

 それもまた人生だとは思いますし、こっちに来て外国の人達があまり

将来を気にしないで、気楽に生きているのを見ると、どっちが良いのかな?

 ともおもいますが。 それはを自分で決めるのも人生の面白いところだ

とおもいます。だから色々な人と会ってみたい気がします。



 

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