2012年1月10日火曜日

2012年正月です



 <写真はデンマークで鳥人間コンテストの練習をしていた時のものです
  両手をバサバサやって飛んで無事に海に着水しました、嘘ですけど・・・>

 いやいや、すでに半年以上もブログを書いていないと、

何を書いてよいのか少しうろたえますが、

 いつまでも出島と参勤交代の話がトップではいけないようなきもしますので、

書いてみようと思います。

 書いている場所というと、すでにアンゴラでもなく、イギリスでもなく、ジャパンです。

 すでに3カ月も日本に潜伏しています。

 帰ってきたのに何も書かなくってごめんなさい。

 7月にアンゴラからイギリスに戻って、

 イギリスで2カ月間はアンゴラでの活動をプレゼン

 をしたり、前にブログに書いたデンマークの体育開会の運営に行ったりしていました。

 その後9月の25日に帰国しました。

  おそらくアンゴラの後半あたりからコーヒーの量が多くなり、

 胃袋になにか違和感があり、イギリスに戻ってからも何も食べれなくって、

 体重が5キロも減ってしまいました。

 イギリスでの2カ月間は

 「ついに自分も癌になった」

 と思いこみ、日本に戻って病院に行って現実と向き合いのが怖くて、

 ダラダラとしていましたが、勇気をもって帰国、胃カメラを飲んだところ、

胃と喉の間のしまりが悪い逆流性なんとか・・・ 

 という今はやりの病であると診断され、基本的には

 「年齢的なものですね・・・・」

 というお医者さんにとってはとても使い勝手のよさそうなこのフレーズでかたずけられて

 しまいました。でも癌ではなかったという安心感と日本にいるという安心感で胃袋は

 順調に治っていき、今ではコーヒーも飲めるようになってきました。

 
  胃が働くなくなった3カ月間に気がついたことは

 自分の人生はすでに折り返しを超えたなということ

 爺ちゃんは64歳に癌で亡くなり、親父が61歳でこれもまた癌、その計算で言うと

 自分は58歳で死んでもおかしくないな・・・・

 などと考えながら、現在37歳、折り返しだとしたら74歳までになります。

 これまでの人生も相当長かったけど、この倍あると思うとそれも長いけど、

 でも58歳までだと29歳ですでに折り返していたことにもなって、ため息というか、

 せつなさというか、後半戦だけで済むという安堵感というか、

 山で言うと今回のアンゴラまでは登り、でも自分の人生の中での体力的な最高到達点は

 ここまでだな、と連日の胃痛を伴ったなかでの思考回路で気がつきました。

 もう登る必要はない、後は今までのこの恥ずかしい人生経験を貯金として、

 まあ少し人の為になるようなことをしながら人生の下り道を歩いていこうと

考えるようになりました。

  今まで漠然と考えてきた、

 「人生を攻めていないことに対する罪悪感」

  みたいなものはあまり感じなくなり、人間的にもおおらかになった気もしています。

  (体重も戻ったしね、逆に少し太ったかな?)

 まあそう言った感じになるのも、お医者さんの言う

 「年齢的なものですね・・・・」

 という使いやすい言葉を自分で自分に使ってしまっていますが、

認めざる得ないですね・・・

  ということで後一週間で38歳! めでたく独身。

今までは自分にムチを打ってきたのかもしれませんがそのムチもポッキリ折れて、

走る方向性を失いつつも、船でいうイカリのようなものが自分には必要なのかな?

などと思いながらも日本の冬を楽しんでいます。

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