2013年5月15日水曜日

頭が良いということ③

 「天才」は普通に記憶力と物わかりが良い人で、「秀才」がなにかの才能に恵まれた

 人だとすると、僕の周りにはその両方がいる、そして天才の人は普通の人よりも

 努力すれば何でもできてしまうので、人生に挫折が少なく、スイスイと進んでいく、

 しかし人生には寄り道も結構大切で、そういうひととお酒をのんでも意外と面白く
 
 なかったりする、やはりいろいろなところで挫折を味わってきた人は、話もそれなりに
 
  面白い。

 そして「秀才」のひと、少し芸術肌の人は自分を見失うことが多い

  「サヤのない名刀 」 というのだっけ?

 人間の器という刀をカバーするものがなく、「才能」という刀がむき出しなので

  凡人には理解されず、周りも自分自身も傷つけてしまう。

 レースに使うF-1の車の運転席に素人が座って運転してしまう

 ようなもので、少しアクセルを踏めばすぐに100キロもスピードがでるので

 器の全く完成されていない人間だと、結局その才能を持て余して

 事故ばかり起こし、 自分の持って生まれた才能と人間としての

 「器」がバランスよく育っていないと、結局は身を滅ぼすのだとおもう。

 よくスポーツ選手で高卒ルーキーがいきなり活躍しても、結局は周りの大人に

 利用されて自分を見失ったりするのと同じだと思う。

  そう思うと松井は若いころからF-1カーを操れるだけの「器」と「才能」の

 両方が備わっていたので、野球を引退しても人としては一流なのだとおもう。


 

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