2010年2月23日火曜日

まずは草野球から


バヌアツって戦後の日本と似てると言われることあります。独立してからまだ27年しか経ってないし、何も無い状態だしね。
 これからみんなで作っていこうっていうところです。
 
 日本は何が凄いってやっぱり戦後の何も無い時代からみんなで一緒にいろんなものを一斉に作り上げてきたことだとおもう。
 それは驚くべき成功体験の繰り返しだったと思います。 
 みんなが中流階級意識を持ってて、冷蔵庫、テレビ、洗濯機の「三種の神器」を買い揃えることを目標に、万博があったりオリンピックがあったり、力道山いたりでみんなの目標っていつも一緒だった気がします。
 それをもう60年も続けてきたって凄いなー、って思う。
 
 バヌアツが日本の戦後と違うのは、昭和20年の感覚の人も居れば40年のレベルもいて平成の人も居れば2007年とつながってる人も居る。
 だから何もかもが足並みが揃わないんだよね。戦後というより縄文時代の人もまだ居るからね。
 
 例えばだけど野球大会をしようということになったら、2007年とつながってる人たちはすでにプロ野球をテレビで見ちゃってるからプロ野球みたいにユニホームそろえてスタジアムの芝の上でしたい。
 っていう感覚で居るんだよね。
 でもそれって今はまだ無理でしょ!とりあえずは草野球からはじめようよ、っていうと。
 そんなのかっこ悪いよ、だったらやりたくない!
 ってなってしまうこともある。
 でも逆に彼らの夢をかなえるために先進国から援助してもらってスタジアムとユニフォームそろえて大会したとしても、もともとが援助で始まってるし、コストがかかりすぎるから継続不可能だしね・・・・
 一回きりの援助で使えなくなった高級品がそのまま放置してあること多いです。
 良い例がパソコン、バヌアツの人はみんな欲しがるけど電圧が安定していなくて280ボルトとかまで上がることあるし、なんといってもホコリが凄いから寿命って2年くらいなんだよね。
 壊れても誰も修理できないし、もらいっぱなしでメンテナンスとかまでは考えられてないから捨てるに捨てれないし、放置してあるのを沢山見ます。もちろん個人レベルで買っても同じです。
 
 まあパソコンって段階を得てプロ野球レベルになったわけでは無くて、できたときからすでにプロ野球レベルの物だから維持できないのも仕方ないよね。今更タイプライターを援助してもどうしようも無いしね・・・・やっぱり援助って難しいなー・・・・
 
 野球なら草野球レベルの援助からでも大丈夫だけどね・・・・
 あくまで「独り言」なんで考えてるだけで答えがなくってゴメンナサイ・・・・

写真はお隣のクウィンテルとティンティナです。スノーケル逆に付けてるほうがなんとなくしっくりいってるのが不思議です?

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