2010年2月23日火曜日
時にはパンダになって
先日、同期隊員のトミーとその両親が島に遊びに来てくれました。
学校の年度がフランス式のバヌアツは12月が終業式のシーズン、僕ら教師隊員はやっとお休みになります。
それで例の「優勝パレードトラック」に乗って観光に行かせてもらいました。
トラックの荷台に乗って走っているといたるところで子供達が
「ミスターウラ!」
といって声をかけてくれます。
新隊員のテツヤとバヌアツに一緒に来た同期のトミーが僕に
「ウラさんちょっとした人気者ですね」
っておだててくれたんだけど、それって僕の人間性が魅力的だからではなくて、僕がテツヤとともに島に二人しか居ない日本人の一人だからなんだよね。
珍しいからみんなが手をふってくれてるだけなんです。
昔に同級生の女の子が
「結婚式の日ってみんなが綺麗、綺麗って言ってくれるし私に手を振ってくれるから、その日一日だけ芸能人になって見たいな気持ちだよ!」
って言ってたんだけど、まあそんな感じです。
動物園のパンダなんだよね。みんな可愛いし、珍しいから可愛がってくれる、そのパンダの人間性?(動物性か?)はあまり関係ないんだよね。
それで僕は一つ気がつきました。
「自分がバヌアツに何か残さなくては!って考えたら毎日焦りばっかりで何もできないけど、自分はパンダなんだ!って思ってしまえばパンダはパンダなりに何ができるか考えればよいのではないかな?」
だって日本じゃ僕なんてパンダにすらなれないものね!せっかくみんなに可愛がってもらえるならその分みんなにお返ししないとね、でもパンダだからそんなに多くは残せない、みんなを笑顔にすることくらいかな?
でもそれだけできれば十分なのかもね?だって中国から上野動物園にパンダが送られてきたとき、日中関係良くなったもんね!あの時のパンダは良く頑張ったよね!
そう思えば日本からウラって言うパンダがバヌアツにきたと思えばよいんだよね。日本とバヌアツの友好のために頑張らないとね!
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