2010年3月5日金曜日
カスタム破りの家族②
近いからすぐだよ、丘を登るだけって言われてついて
いくと案の定結構遠くて丘を登る事30分、山の中腹に
彼の家はありました。
子供は男の子ばっかり5人で奥さんは昨年になくなったそうです。
家の真ん中に大きなお墓がありました。
庭の手入れも凄く綺麗にしてあって、家の周りも綺麗です。きっとハリーはマメな人なんだと思います。
子供もみんなスッゴク可愛くて純粋です。
ハリーの家は山の中腹にあり、そこからさらに山の斜面は急になります。
上の方にも人が居るの?
って聞いたら、俺たちが最後、俺は静かな生活が好きだからこの上には誰もすまないようにしているんだよ。
だから全ての木がスッゴク大きいよ、もうずっと切ってないからね。って言ってました。
凄いなー、こんな丘の上の景色と山全てを独り占めなんだー!
っておもうとなんとも贅沢だなー、って感じました。
そのスケールの大きさに驚いているとハリーにナカマルに行こうということ言われて、子供をつれてナカマルに向かいました。
誰が噛むのかな?って思ってたらハリーとその子供たちが総出で噛みだしたので驚きました。
しかも子供はナカマルの真ん中の広場で堂々とサッカーをしながら噛んでいます。
みんな口にカバを入れてムシャムシャ噛み砕きながらサッカーをしているので終始無言でサッカーが続けられます。
唯一噛んでいない3歳くらいの男の子だけがお兄ちゃんたちの分も話し続けていました。
カスタムも何もあった物ではなく最初は
サッカーしながら噛んだカバを飲まされるのか・・・・
って思うと少しありがたみの薄れた気分になりましたが、底抜けに明るいハリーの子供たちをみていると、
なんか今日はアットホームなカバだな、ってなんとなく悪くない気分になってきました。
三男がどこかからポリタンクに入れた水と少し大きめの葉っぱをちぎってきて地面に置き、そこにみんなが噛んだカバを ペッ!ペッ!と吐き出していきます。
そして25キロのお米が入って売っている丈夫な袋を切って手ぬぐいくらいの大きさにしたものを持ってきて、その中に噛み砕いたカバを入れて上から水を垂らし、子供たちがそれを良く揉んだ後に布をクルクルとひねって下においてあるココナッツシェルにカバを搾り出します。
それを僕の分とハリーの分の二杯作って二人で飲みます。
感想はといえばお店で売っているのよりも少しだけ温かくて、そしてクリーミーです、そしてハリーとその家族の味がしました。一杯飲んだだけでとてもよく効きました。
ホワイトサンズはラストカスタムなんて言われていてカスタムが強いって思ってたけど、実際に本人たちはそんなに意識してないのかなー?って感じました。
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