2010年3月5日金曜日
すてきなひげの女性
7月24日はバヌアツのこどもの日です、それぞれの学校でスポーツ大会などが行われます。
僕は以前に巡回していたポートレゾリューション小学校で行われる3校の学校合同の体育大会に招待してもらいました。
そこであったのが写真の女性です。首都にある
「SAVE THE CHILDREN FUND」
というところから大会の予算を持って来てくれたのです。
とってもVIPなお客様です。
僕が招待されて理由は簡単で、ストップウォッチと100メートルのメジャーを貸して欲しいからです。
開会式にきちんとした椅子に座らされて、校長や地元のチーフなどの長いスピーチが午前中に永遠と続きます。
二人ともお客さん扱いなので、なんとなく一緒に話していたんですが、その時から気になってきたのがこの人のあごひげでした。
バヌアツには自分の村のチーフや身内が死んだ時などにはその後1年間はヒゲを剃らないとか、一ヶ月は村から出てはいけないというカスタムがあり、そういったものなのかな?
と考えていましたが、話せば話すほど気さくな感じだし、首都に報告する為か本人もデジタルカメラを持っていて、写真をパシャパシャと撮っていました。
午後になって大会の雰囲気も和んだものになり、二人してリレーのゴール地点でカメラを持って立っていたので、これはチャンスと思い。
「そのヒゲはやっぱり村のカスタムなのですか?」
と恐る恐る尋ねたところ
「単に私が面倒だから剃ってないだけなのよ」
って大笑いしてくれました。そこでここぞとばかりに
「そのヒゲが気に入ったので一枚とっても良いですか?」
って尋ねたら、恥ずかしがりながらもうれしそうに撮らせてくれました。
顎の下にあるのは影ではなくてヒゲです、僕なんかよりずっと
濃くて立派でした。バヌアツの女性は結構生えてる人います。
特にヒゲを恥ずかしいとは思っていないようで普通です。
先日首都に行った時に免税店で少し胸の谷間が素敵なド
レスを着ている20才くらいの若くて綺麗な定員さんが居たの
で、 「さすが首都はオシャレだな!」
っておもって思わず目が言ってしまったのですが、その時に
驚いたのが、谷間に立派な胸毛が生えていたことです。
ちょっと裏切られたような、それでいてなんか少しうれしいよう
な、背中がくすぐったいような、少し複雑な気持ちになりまし
た。きっと見てはいけないところを見てしまったで罰が当たった
のだと感じました。
アレはアレでアピールなのかな?っとその後にみんなと相談し
ましたが日本人の中では答えはでませんでした。
自称「相当にバヌアツになじんだ」つもりの僕でも、や
っぱりバヌアツってマダマダ奥が深いな・・・・・
と改めて身構えてしまいました。
でもヒゲはなんとなく素敵だと思います。この方の笑顔も素敵でした。
胸毛は誤解されるといけないので写真での報告はできませんが、立派なヒゲの女性が居たらまた報告しますね。
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