2010年3月5日金曜日

大げさな絶体絶命④(停滞中)


川が渡れるのは一箇所だけなので、そこまでバイクを押して行きます。
 
 サバクでパンクしたバイクを押すというのは砂浜と同じ状況で
 50メートル進むだけで汗がびっしょり、でもここまでの過程は誰のせいでもなく全て自分の選択で進んできたものだから後悔しても仕方ない。
 それにしてもエンジンの故障で止まったのならまだ諦めがつくけど
 ここまで来てなぜこれまで問題の無かったタイヤがパンクしたのかが皮肉な感じがしました。
 
 時間は2時、何故か救急車が一台100メートルくらい先を通り
過ぎました。中には人影がびっしりでおそらく助けを求めても無理だろうと思い、そのままバイクを押し続けました。
 
 一時間に一台は車が来るだろうと思いました。
  
最悪夕方の6時前後には火山を見に来る観光客を乗せたトラックが来るはず、バイクは無理としても僕一人くらいなら乗せてくれるだろうと思いながらしばらくサバクに腰を下ろしていました。 
 
 雨が降ってないだけでも自分はラッキーなのだと自分を
慰めました・・・・
 
 

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