2010年3月5日金曜日

大げさな絶体絶命⑤(最後に・・・)

50メートルごとの休憩がいつの間にか20メートルごとになり、
サバクに座り込んでいたとき、奇跡的に一台のトラックがこちらに向かって走って来ました。
 
 慌てて手を振って止まってもらいました。
状況を説明してきちんとお金を払うので西側にある修理工場まで
バイクを積んで欲しい。
 とお願いしたら、快く引き受けてくれました。
 
僕の必死な状況とは逆にトラックに乗ってた二人組みのおじさんたちは呑気な感じでその雰囲気に緊急事態から日常の生活に繋がった気持ちがしてとても心が救われました。
 
 おじさん達は飛行場から観光客を火山の近くのバンガローに乗せていき、その帰りに空港側に戻る途中でした。

 三人で頑張ってバイクをトラックの荷台に載せて、僕の約に立てることをうれしそうにしてくれているおじさん達に喜んでもらいたくて記念撮影をしてから出発しました。
 
 結局イクアルマヌ小学校へは今週だけでも二回も約束を破ることになってしまいましたが、とりあえずベストは尽くした?と納得しました。
 
 帰りはトラックの荷台にバイクと一緒に積まれて運ばれていきます。
 
 戦争に負けて収容され国に戻るというか
 
ピッチャー交代でリリーフカーでブルペンに戻る時の気持ちというか

荷台にバイクと一緒に載せられて、さらし者にされながら来た道を戻りながら、無事に戻れるという安心感と自分への反省の二つの気持ちが入り混じったほろ苦い気持ちになっていました・・・・

 写真は火山をバックにご機嫌な親父達です

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