2010年3月5日金曜日
待ち遠しい朝
朝僕が巡回先の学校に向かう時、それぞれの学校にそれぞれの子供達が登校して行きます。
ウチのすぐ隣の子供たちはフランス語学校なので黄色いシャツ、コーナースクールは英語学校なのでブルーのシャツ、僕の家のすぐ裏にあるキンディーはグリーンのシャツと決められています。でもキンディーはみんなユニフォームは着てきません。
すれ違うとみんな挨拶してくれます。
日本の朝は寒かったりみんなテンションが上がらなかったりでなんとなく憂鬱でしたが、バヌアツは朝からおかしなことが沢山起こります。
・自分の兄弟と手をつないでキンディーに送り届けてから学校に行く子
・沿道の花を摘みながら毎日花束を学校に持って行く子
・親のトラックの荷台に乗って登校してくる子
・学校が8時に始まるのに、その時間になぜか学校と逆の方向に笑顔で全力疾走している子
・8時過ぎているのに公園のブランコをこいでいて、悪びれもせずに満
面の笑みで「ウラ おはよう!」っていってくる子
・後ろから追いかけてきて僕の荷物を持ってくれる子
・フランス語学校なのに、英語学校に登校して友達と遊んでいる子
・そしてそんな子供に混じって悪びれもせずに遅刻してくる先生達
みんな8時になると取り合えずその時に居るメンバーで賛美歌とかジーザスの歌を歌いだします。
その間にもドンドンと生徒が登校してきて人数が増えていくと言う感じです。
時計は無いので太陽が早く昇季節になるとみんな早く学校に来ます。大体8時になるとその日の担当の先生が笛を吹いて外で遊んでいる子供達に中に入るように合図します。
僕が8時前に学校にいってその日の授業の準備をしていると、毎週時間割は決まっているのに、
「今日は何年生からはじめるつもりなの?」
って集まってきます。
ちなみに今は春なのでみんなの学校に来る時間も日に日に早くなります。
みんなが朝が来るのが待ちどうしい国って世界に何カ国残ってるのかな?
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