今月の21日に新隊員がタンナ島にやってきます。
これで離島三人体制!8ヶ月の一人生活だった昔が嘘
のように感じられます。あの頃は日本人っぽい観光客を見る
とこっそり後を着けたもんだったなー!
という事でその新隊員が先日タンナ島を視察に来まし
た。徹也と二人で
「もちろん首都も良いけど、やっぱり物価は高いしトラックが
多くて危ないし、みんな忙しくて挨拶もろくにしない。それに
比べて離島っていうのは時間が沢山あってやっぱりおちつく
よ!」
「俺たちなんか最近首都に行くたびに体調を壊してるから
ね、でも不思議な事にタンナ島に戻ってくると治るんだよ!」
って二人して必死に新隊員さんに話していました。
そして二人で
「なんか俺達って普段自分たちがマンタンナ達に言われてる
ことと同じ事言ってるね!」
って笑ってしまいました。
みんな時間を守らない、働かない、借りたものを返さない
などとマンタンナの悪口を言ってしまうこともある僕らだけど、
やっぱり他の島の人がタンナ島やマンタンナの事を悪く言うの
を聞くと聞き流す事はできない。
認めなくは無いけどいつの間にか自分の任地ってそういう
存在になってる気がします。
家族の悪口を他人に話したときみたいな感じかな?
自分が家族の悪口を話すのは良いけど友達がもし
「お前の家族って最悪だね!」
って言ったらやっぱり「そうでもないんだけどね!」
っていっちゃう感じ。
こういう複雑な感情ってみんな一度は経験した事あるよ
ね。 「住めば都」ってやっぱり良い言葉だよね。
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